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【爬虫類のウロコを思わせる文字盤にトゥールビヨンを配置 】スイスの独立系ブランド、EMERA(エメラ)に注目


 EMERA(エメラ)は、デザイナーのパトリック・フライブルグハウス(右)と時計職人のシラノ・デバンシー(左)の協業によって生まれたスイス発、日本未上陸のウオッチブランド。


 ブランド名のエメラは古代ギリシャで“夜明け”を意味しており、高級時計製造の歴史を塗り替えるという大胆な志をもって、独自の美学と高級時計製造プロセスにこだわった時計を創り上げている。ケースとムーヴメントの部品はすべてスイスで設計・製造。組み立ては最高の品質を保証するために、自社の工房で行われているそうだ。


  エメラのファーストコレクションとなる“サイボーグ・エクソスケルトン ・トゥールビヨン”はデザイナーとウォッチメーカーとの密接なコラボレーションによって生み出されたオリジナルムーヴメント 、MRA 01 を搭載したトゥールビヨンだ。

 このモデルのためだけに設計されたこの自動巻きムーヴメントは、 177個のパーツで組み立てられており、形状はサイボーグ・エクソスケルトンのケースに合わせるために特別に設計されており、毎時28,800振動、44時間のパワーリザーブを備えている。

 ロングパワーリザーブ化が進む現在の時計界においてはやや物足りないスペックだが、手作業で仕上げを施したトゥールビヨンのキャリッジや爬虫類のウロコを思わせる文字盤の意匠など、モダンさと工芸的な美観を両立させた造形が目を引きつける。

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