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【ラウンド(丸形)の時計ばかりじゃ面白くない!?】左右非対称のクッションケースが目を引く、英国の新鋭“Moels +Co.(モールス・アンド・コー)に注目

 Moels+Co.(モールス・アンド・コー)は時計製造の先にある未来を見据え、時計業界外から参入した、英国発、日本未上陸のデザイナーズウオッチブランド。伝統に縛られることなく、損や失敗に捉われることなく果敢に時計作りに挑戦し、独自のイノベーションを生み出している。

【画像ギャラリー:Moels +Co.(モールス・アンド・コー)のバリエーションをチェック】

 

 一見すると、1970年代の奇抜なデザインを思い起こさせるが、デザインインスピレーションは過去半世紀で最も影響力のあるインダストリアルデザイナーのひとりであるディーター・ラムスに由来している。

 ラムスのデザイン哲学は無駄を省き、地球の限られた資源を大切にすることの重要性を主張しており、1961年から1995年までブラウンのデザイン部門長を務めたラムスは、アップルの最高デザイン責任者だったジョナサン・アイブをはじめ、多くの著名なデザイナーに深い影響を及ぼしている。

 2023年2月現在、モールス・アンド・コーは“528”と呼ばれるコレクションだけを提供している。 モデル名は“幸せの周波数”と呼ばれているソルフェジオ周波数(528Hz)に由来しているそうだ。


Moels + Co.(モールス・アンド・コー)
528デュエルシルバー

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 528モデルは権威あるデザイン賞を複数受賞しており、2022年には最も権威のあるデザイン賞のひとつである、A'デザインアワードのジュエリー・アイウェア・ウォッチデザイン部門で金賞を受賞。 さらに創業者でデザイン責任者のベティナ・メネスカルは、528モデルのデザインでロサンゼルスの国際デザイン賞(IDA)の銀賞を受賞している。

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 ケースサイズ幅45mm、縦33mm 厚さ11mmで、316Lステンレススチールケースにドーム型サファイアクリスタル、ねじ込み式リューズを装備。100m防水を備えているため実用性もしっかりと確保されている。

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 ムーブメントはスイスのセリタ社製、自動巻きキャリバーSW200-1bを搭載。 このムーヴメントには通常、デイト機能が備わっているが、ブランド哲学であるシンプルさを追求し、デイト表示は排除されている。販売価格は文字盤の種類によって異なり、820〜999英ポンド(日本円で約13万〜から15万8000円)だ。

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