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【G-SHOCK、シチズン、タイメックス、デジタル時計でタイムトラベル体験】80年代・90年代のデジタル時計が復活して人気急上昇!?

 近年、カジュアルから高級時計まで、価格帯を問わずにラインナップを増やしている“復刻モデル”。過去に製造されていたブランドのアイコンとなるような人気モデルをベースに、当時の雰囲気を再現したモデルから、テイストを受け継ぐインスパイア系のモデルまで、各社から多彩なモデルがリリースされている。

 時計好きにはすでにおなじみのジャンルとなってきているが、ここにきて“復刻モデル”に新たな動きが見られる。それがモチーフとなっている時計のジャンルと製造年代だ。従来、復刻モデルといえば、アンティークに分類される1960年代〜70年代前後のアナログ時計が主流だったのだが、ここ数年で80年代〜90年代に人気を博した、安価なデジタルウオッチの復刻が数を増やしているのだ。

【画像ギャラリー:デジタル時計の復刻モデルをさらにチェック】

 1990年代と聞くとつい最近のことのように思えるが、実際は30年前後となかなかの年月を経過しているため、若者にとっては新鮮なデザイン、筆者のように40代以上の時計好きにとっては、懐かしさを感じるデザインとなっている。現代のデジタルウオッチとは雰囲気が異なるレトロデザインの魅力とバックグラウンドに加え、安価なモデルであれば1万円以下から手に入れることもできるため、大人のセカンドウオッチとして、人気を集めているというわけだ。

 デジタルウオッチは一般的に最新の機能を備えたスポーツモデルが主流なので、往年の名作がクローズアップされることはこれまで少なかったのだが、1980年代には隠れた名作がまだまだある。デジタル時計のリバイバルモデルは、今後も動向をチェックしておきたい注目のジャンルと言えるだろう。


【編集部の注目モデル】
G-SHOCK(ジーショック)
DW-001シリーズ G-B001MVA-1JR

 1994年に誕生したNEXAX(ネグザクス)DW-001シリーズのフォルムを継承した復刻モデル。樹脂ケースで時計本体をカバーするカプセルタフというコンセプトを受け継ぎつつ、本作では樹脂製のベゼルパーツを自由に着脱できる新構造を採用。90年代スタイルの懐かしい雰囲気を残しつつ、ポップでギミック感のあるモデルに仕上げられている。

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■Ref.G-B001MVA。樹脂×SS(50.3×47mmサイズ/樹脂ベゼル装着時)。20気圧防水。クォーツ。3万4100円

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 丸みを帯びたフォルムや6時側のパンチングデザイン、2色成形のカラーブロック表現など、DW-001の造形を忠実に再現。裏面のウイングパーツによって快適な装着感を実現している。

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 着脱可能な樹脂ベゼルを、G-SHOCKの特徴であるカーボンコアガード構造のケースと組み合わせるセパレート構造を採用。樹脂ベゼルとメタルベゼル、二つのデザインを好みに合わせて楽しめる。

 

【問い合わせ先】
カシオ計算機 お客様相談室
TEL.0120-088-925


【編集部の注目モデル】
CITIZEN(シチズン)
シチズンコレクション レコードレーベル
サーモセンサー

 1982年に温度センサー搭載のコンビネーションウオッチとして登場した初代サーモセンサーをアップデート。デジアナコンビ表示、デュアルタイムやアラーム、時報、1/1000秒ストップウオッチを備えた情報量の多い文字盤など、80年代の雰囲気を感じさせるデザインが魅力的だ。

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■Ref.JG2126-69E。SS(33.4mmサイズ)。5気圧防水。クォーツ。3万4100円

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 ビス留めされた別体ベゼル、飾り穴を備えたブレスレットなどオリジナルのディテールを再現したデザインが独特の存在感を放つ。

 

【問い合わせ先】
シチズンお客様時計相談室
TEL.0120-78-4807


 

文◎船平卓馬(編集部)

 

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