OUTLINEニュース クラウドファンディング 小スライド 連載記事 @kikuchiのいまどきの時計考

【こんな感じにモデルチェンジしました】40年代の英陸軍向け軍用時計を再現した最新作の先行予約を開始|OUTLINEニュース no.71

2020年に発売した「ミリタリーType1940」。お陰さまでイギリス軍タイプは既に完売し、ドイツ軍タイプの在庫も残りわずかとなったため、この度モデルチェンジを実施。6月3日の発売を予定している。そこで、どこがどう変わったのかを簡単に紹介させていただきたい。

新作のミリタリーType1940。(左)Ref.YK20231-12(イギリス軍タイプ)、(右)Ref.YK20231-60(ドイツ軍タイプ)。SS(38mm径)。5気圧防水。手巻き(Cal.TY2705)。4万7300円(組み立て日本)

ミリタリーType1940は、イギリス軍に制式採用された通称“ダーティダース”と、ドイツ空軍の爆撃機のナビゲーター用に作られた“Bウオッチ”。この二つの歴史的な軍用時計を再現したモデルである。

前作はシチズン・ミヨタのスモールセコンド付き自動巻きムーヴメント、Cal.8245を採用したが、今回は新たに自動巻きではなく手巻きスモールセコンド付きムーヴメントを採用している点が大きな違いである。

上の写真で左が最初のモデルで右が今回の新作である。1940年代の軍用時計の傑作、通称ダーティダースをモチーフにした基本デザインは同じだが、全体の雰囲気はさらにクラシックで落ち着いた雰囲気に仕上げている。そして最大の違いは、6時位置のスモールセコンド(秒針)と時間調整用のリューズの位置である。

日本の汎用自動巻きムーヴメントには6時位置にスモーセコンドを備えた機械が無いため、旧タイプはスモールセコンドの位置を軍用らしく6時位置にするためにムーヴメントを10度右回転させて使っている。そのためリュースが4時半位置となっていた。

それが新作では、元々6時位置にスモールセコンドを備えている手巻きムーヴメントを使うことで、リューズの位置を解消。さらにスモールセコンド自体も当時のように大きくデザインできるようになるなど、1940年代当時の本来のスタイルが再現できたというわけだ。そのため全体の落ち着いた雰囲気と大振りスモールセコンドによって軍用デザインの完成度がより高まった点が大きな魅力だ。

【購入者におしゃれなNATOベルトをプレゼント】

ちょっと光沢感があるNATOベルトのためファッショナブルに決まる

6月3日(土)から当サイトのオンラインショップ及び人気セレクトショップ「チックタック」と「オンタイム/ムーヴ」の以下の20店舗でも販売がスタートします。今回、チックタックおよびオンタイム/ムーヴにおいて新作のミリタリーType1940購入した方には、標準装備のレザーベルトと付け替えて楽しめる、おしゃれなNATOストラップをプレゼント(数に限りがあるため無くなり次第終了)。カラーはミリタリー色の強いカーキだが若干光沢感があるためかなりファッショナブルだ。。

【取り扱い店舗一覧】

各店舗の地図など詳細はコチラ

[チックタック]
チックタック札幌ステラプレイス店 TEL.011-209-5170
チックタック仙台パルコ店 TEL.022-774-8130
チックタック池袋パルコ店 TEL.03-5391-8376
チックタックグランデュオ立川店 TEL.042-540-2195
チックタックトルク横浜ルミネ店  TEL.045-451-6155
チックタックイーアスつくば店 TEL.029-855-5781
チックタック新潟ビルボードプレイス店 TEL.025-240-4620
チックタック長野MIDORI店 TEL.026-228-2177
チックタックららぽーと沼津店 TEL.055-926-2580
チックタック名古屋パルコ店 TEL.052-264-8491
チックタックグランフロント大阪店 TEL.06-6359-2356
チックタックあべのハルカス店 TEL.06-6629-2277
チックタックアミュプラザ博多店 TEL.092-413-5464
チックタックアミュプラザ鹿児島店 TEL.099-250-6705

[オンタイム/ムーヴ]
オンタイム銀座ロフト店 TEL.03-3561-0723
オンタイム渋谷ロフト店 TEL.03-5458-3076
オンタイム吉祥寺ロフト店 TEL.0422-23-2665
ムーヴ新宿マルイ店 TEL.03-5379-0308
ムーヴマルイファミリー溝口店 TEL.044-812-5155
ムーヴ博多マルイ本館店 TEL.092-577-1685

 

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

-OUTLINEニュース, クラウドファンディング, 小スライド, 連載記事, @kikuchiのいまどきの時計考