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【世界三大デザイン賞“iF Design Award”を受賞】伝説の時計師の名を冠する高級時計ブランド“ルイ・モネ”の“テンポグラフ スピリット”に注目

クロノグラフを世界で初めて製作した伝説の時計師の名を冠する高級時計ブランド“ルイ・モネ(LOUIS MOINET)”が2023年8月、世界三大デザイン賞のひとつ“iF Design Award 2023”をブランド史上初めて受賞した。受賞作は、グレード5チタン製ケースに複雑機構・レトログラードを搭載した“テンポグラフ スピリット”だ。


テンポグラフ スピリット

■Ref.LM-85.20.50。TI(40.7mm径)。50m防水。自動巻き(Cal.LM85)。世界限定60本。506万円

レッド・ドット・デザイン賞、IDEA賞と並び世界三大デザイン賞といわれる“iF Design Award(iFデザイン賞)”に輝いた今作“テンポグラフ スピリット”。独創的な文字盤デザインや、複雑機構を搭載する裏に秘められたコンセプトが高く評価され、“プロダクト”カテゴリーの“時計・ジュエリー”部門にて、ブランド史上初の受賞を果たした。

40.7mm径のグレード5チタン製ケースに、254個のパーツで構成される自社製キャリバー“LM85”を搭載。時計の右側は、20秒ごとにフライバックするレトログラード秒針と、時間・分を表示するインダイアルを搭載し、時計本来の機能を果たしている。対して、左側からは、レトログラードを作動させる複雑な機構を鑑賞することができる。時計としての機能性とメカニズムの審美性を兼ね備えた、機能性と審美性を両立した文字盤デザインだ。


1秒1秒の経過をより際立たせ、“時間”の新しい価値を感じてもらうために、レトログラード機構を搭載。中央に配置しているレッドのレトログラード秒針は、20秒ごとに元の位置に瞬時にフライバックする仕様だ。9時位置のスモールセコンドは、レトログラードの周期に対応して20秒ごとにブルー・ブラック・レッドに色分けされており、本来の秒針同様に60秒で1回転する。



飛行機やレーシングカーに用いられる、空気の流れをコントロールするエアロダイナミクスの技術を、時計全体のフォルムに採用。これにより、表面の触り心地や装着感を高めている。ラグは横方向にくり抜かれたオープンワーク仕様になっており、ベルトはケースとぴったり合うように特別にデザイン。風防ガラスをドーム型に成型することで、どの方向からも時計の内部が見えやすくなっており、メカニズムの立体感と迫力を楽しむことができる。“iF Design Award 2023”を初受賞した今作“テンポグラフ スピリット”の価格は506万円。世界限定60本で発売中だ。

 

【問い合わせ先】
ジーエムインターナショナル
TEL.03-5828-9080


文◎Watch LIFE NEWS編集部

 

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