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【アメリカ・ニューヨークが拠点の実用時計】アンティークの名作時計をモダンに改良、ロリエ・ウォッチに注目

LORIER(ロリエ・ウォッチ)はロレンツォとローレン・オルテガによって、アメリカ・ニューヨーク拠点で2017年に設立されたマイクロウオッチブランドである。 ロリエというブランド名は、古いフランス語の“月桂樹”に由来し、名誉、卓越、勝利といった価値観が込められている。

このブランド名が選ばれたもうひとつの理由は“月桂樹”が創業者ふたりのファーストネームの語源であることだ。チームでも夫婦でもある2人は、20世紀半ばのヴィンテージ時計への愛からロリエ・ウォッチをスタートさせたそうだ。機械式時計がステータスシンボルではなく身近な道具であったこの時代は時計の"黄金時代"であった。当時、ほとんどの人は毎日身につける時計をひとつしか持っていなかったため、時計は目的に応じて、しかも多目的に使えるものでなければならなかった時代背景もある。

ロリエ・ウォッチでは、以下のポリシーを掲げている。

◼️卓越したデザインであること:オーナーが毎日身につけたくなる時計を作る。
◼️名声よりも性能を優先すること: 毎日身に着けるためにも修理や交換が容易で、堅牢で信頼性の高い部品が必要である。
◼️着用される時計を作る:ヴィンテージの美意識をもち、なおかつ日常使いしやすい価格帯。

今回は、ロリエ ウォッチ コレクションから三つのモデルを紹介する。


LORIER(ロリエ・ウォッチ)
ネプチューン

最初に紹介するネプチューンは、ジェームズ・ボンドやフランス海洋学者のジャック・クストーといったミッドセンチュリーのアイコンが有名にしたある名作時計にオマージュを捧げた、ロリエのフラッグシップ・ダイバーズモデルである。 クラシカルなサイズで金メッキのギルトダイアルのデザイン、パフュームルーム・プロット、フラットリンクブレスレット、そしてヘサライトドーム型クリスタル風防など、1950年代そのままのデザインとなっている。

ケースサイズは39mmで厚さ10.3mm。防水性能は200m、ねじ込み式リューズを備えている。 針、マーカー、ベゼルにはBGW9スーパールミノバを採用し、暗い場所でも視認しやすくなっており、ムーヴメントはミヨタ90S5自動巻きが搭載されている。2023年10月末現在、売り切れの状態となっているが、近日中に再入荷予定。販売価格は499米ドル(約7万5000円)だ。


LORIER(ロリエ・ウォッチ)
アストラ・コスミックブルー

次に紹介するアストラ・コスミックブルーはシャープなラインとエレガントなカーブのバランスが洗練されたデザインの時計。 ケースサイズはコンパクトな36mmで、ミッドセンチュリールーツを忠実に表現されており、文字盤の大きな夜光リングは宇宙時代のダイナミズムを感じさせる。この夜光リングのデザインは希少なヴィンテージ・ポールルーターのマーカーリングに見られる"ナイテライト"にインスパイアされたものだ。 風防はヘサライトクリスタルが使用されており、サファイアでは表現できない独特の透明感と魅力がある。

スポーティなドレスウオッチ、ドレッシーなスポーツウオッチ、どちらにも当てはまるこの時計を作るインスピレーションとなったのは、マーティン・ルーサー・キング牧師やハリソン・フォードといった著名人が着用していた、ロレックスのデイトジャストから。アストラ・コスミックブルーは、ケースサイズ36mm、厚さ9mm、防水性能は100mでねじ込み式リューズを装備。ムーヴメントはミヨタ9015自動巻きを搭載。2023年10月末現在、売り切れの状態となっているが、近日中に再入荷予定。販売価格は499米ドル(約7万5000円)


LORIER(ロリエ・ウォッチ)
ハイドラ

最後に紹介するハイドラは、ダイバーズウオッチが実際のダイバーのために道具として作られていた時代に遡った時計である。ダイバーにとって必要不可欠な機能を備えるだけでなく、日常生活でも活躍するデザインであることも魅力だ。アドミラルティ・グレーを基調としたハイドラのなめらかなラインは、どんな服装やストラップにもよく似合うだろう。GMT機能を備えており、地球の裏側へのダイビング旅行にも理想的なパートナーだ。

この時計のインスピレーションは、海洋学者のジャック・クストーが着用していたオメガのシーマスター1000や、ダイバーであるフィリップ・クストーが着用していたロレックスのシードゥエラー(1665)だ。ケースサイズ41mmケース、厚さ12.2mmで、性能は200m防水を確保。風防はヘサライト・クリスタル製で、ねじ込み式リューズ付き。 ムーヴメントはミヨタ9075自動巻きが搭載されている。2023年10月末現在、売り切れだが、今冬再販予定。販売価格は599米ドル(約9万円)。


》LORIER(ロリエ・ウォッチ)
公式サイト
https://www.lorierwatches.com/


文◎William Hunnicutt
時計ブランド、アクセサリーブランドの輸入代理店を務めるスフィアブランディング代表。インポーターとして独自のセレクトで、ハマる人にはハマるプロダクトを日本に展開するほか、音楽をテーマにしたアパレルブランド、STEREO8のプロデューサーも務める。家ではネコのゴハン担当でもある。

https://www.instagram.com/spherebranding/

 


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