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【グランドセイコー新作速報】世界限定700本、文字盤は信州“穂高連峰の朝焼け”を表現

セイコーは、スプリングドライブムーヴメント“キャリバー9R”の誕生20周年を記念した限定モデルを“グランドセイコー”スポーツコレクションより発表。2024年7月6日に世界限定700本が発売される予定だ。

【画像】新技法を駆使した型打ち文字盤やムーヴメントをもっと見る

グランドセイコーのシンボルである“獅子”の持つ威厳や気高さを表現したスポーツウオッチの新作は、新たな技法で時の移ろいを表現した文字盤が特徴。時とともに、自然の中の光や影、色彩が繊細に変化していくさまを敏感に感じ取る日本独特の美意識が、新たな技法により彩られたいる。

キャリバー9R誕生20周年限定モデルの記念すべき文字盤のテーマに選ばれたのは、製造地の信州にある“穂高連峰の鮮やかな夏の朝焼け”だ。夜が明けきらない夏の早朝。太陽の赤い光が穂高連峰の山頂を照らし、やがてその光は山肌を撫でるように広り、山全体を薄紅色から徐々に東雲色へと変化する。この、日の出前後30分ほどしか見ることのできない美しいひと時が表現された。

色彩が変化する文字盤を実現させたのは、特許を取得した新しい技法“光学多層コーティング”によるもので、乾式めっきの一種“PVD”によって幾重にも重ねた薄膜の効果により、光の当たる角度で色彩を変化させている。さらに、力強いライオンのたてがみをデザインソースとした型打ち模様も際立たせ、気高さと美しさを併せ持つ文字盤となっている。

ケースとベルトに使われている素材は、ステンレススチールより約30%軽く傷がつきにくい先進素材“ブライトチタン”。力強いケースの造形は、獅子の前足から着想を得た大胆な形状のかん足が特徴で、重心を下げることによって前足に腕をつかまれたかのような装着性のよさが生み出されている。さらに、ザラツ研磨による歪みのない鏡面とヘアラインの仕上げ分けにより、金属塊のエッジを切り落としたような屈強なシルエットが強調されている。

搭載された“キャリバー9R96”は、キャリバー9R86をさらに高精度にしたムーヴメントで、平均月差±15秒のキャリバー9R86に対し、平均月差±10秒の精度を実現している。回転錘にあしらわれた18Kイエローゴールド製の“獅子の紋章”は、その特別精度の証であり、シースルー仕様の裏ブタを通して確認可能。価格は183万7000円だ。

 

【問い合わせ先】
セイコーウオッチ お客様相談室(グランドセイコー)
TEL.0120-302-617

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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