【注目ポイント2】ロレックス御用達、904Lステンレススチールを採用
逆回転防止ベゼル、ケース、ネジ込み式リューズ、バックルには、ロレックスも使用している904Lスーパーステンレススチールを採用しており、研磨を施したケースがやや白色で明るい輝きを放つ。
筋目を施すヘアライン仕上げをベースにしつつ、面取りを施したケースの角、逆回転防止ベゼルのサイドなど、要所にポリッシュ仕上げを施すことで立体的な造形が強調されている。
一般的なステンレススチールよりクロム含有量が多く、腐食にも強い特性を備えており、腐食や錆、酸に対して高い耐性を備えているのも特徴だ。
【注目ポイント3】仕様違いで二つのサイズ(36mmと42mm)をラインナップ
メンズウオッチの定番サイズと言える42mmと、近年のトレンドを抑えた小ぶりな36mm、二つのサイズがラインナップされているのもポイントだ。

42mmケース採用モデル
42mmモデルは、ステンレススチールの逆回転防止ベゼルを採用。ダイバースタイルの重厚なフォルムのため一見すると大きめな印象を感じさせるが、ラグ上下で49mm、厚さが12mmと、スポーツウオッチとしては標準と言えるサイズで装着感も良好だ。
36mmモデルは、セラミックリングをインサートした逆回転防止ベゼルを採用しており、コンパクトなサイズに合わせてノンデイト仕様に仕上げられている。

36mmケース採用モデル
ラグ上下約43mm、厚さ約11mmと薄型で、しかも柔らかな曲線を描きながら弓形になるよう設計
されているため、手首に吸い付くようなフィット感を味わえる。
【総評】天然ターコイズ・クイーン/天然ラピス・ファラオ
やはり、本作はスライスした天然石をそのまま採用した文字盤が最大の特徴。天然石独特のざらついた質感と、金属よりも柔らかみのある風合いが時計として腕に装着すると独特の雰囲気を醸し出す。
天然石は個体ごとに微妙に模様や色合いが異なるので、自分だけのエクスクルーシブな時計として、愛着が湧いてくるのも魅力だ。
ダイヤモンドカットで仕上げたアプライドインデックスと針、904Lステンレススチールのケースなど、パーツの質感も高品質で、MIYOTA社のなかでもプレミアム機に位置付けられているCal.9015を搭載し、10気圧防水を備えるなど、実用性も申し分ない。
デザインの好みがマッチしたのであれば、ぜひ実機で、天然石文字盤やケースの質感を確認して欲しい良作だ。
【画像】ターコイズとラピスラズリで4種類、天然石モデルを別アングルから見る
【公式サイト】
http://www.watch-world.jp
【問い合わせ先】
ミスズ
TEL.03-3247-5585
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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