スイスの高級時計マニファクチュール“IWCシャフハウゼン”は、期間限定エキシビション“The Next Space Age Exhibition”イベントを開催。元JAXA宇宙飛行士でVast Japanゼネラルマネージャーの山崎直子博士をゲストに迎え、宇宙と時計をテーマにしたスペシャルトークセッションを実施した。
トークショーでは、IWCと民間宇宙ステーションを開発するVastのオフィシャルタイムキーパー就任に伴うパートナーシップをはじめ、宇宙という極限環境で求められる”時計”の役割や、両社に共通するエンジニアリングへの考え方について紹介。司会は元TBSアナウンサーの安東弘樹氏が務めた。
イベントでは、世界初の商業宇宙ステーション“Haven-1”の開発や、将来の宇宙利用に向けた取り組みについても紹介された。さらに、会場では、有人宇宙飛行と宇宙空間での計時を目的に開発された“パイロット・ウォッチ・ベンチュラー・バーティカル・ドライブ”(Ref. IW328601)も披露。同モデルは“Haven-1”での使用を想定した各種試験をクリアし、Vastの公式認証を受けたモデルだ。
山崎博士は、自身の国際宇宙ステーション滞在経験を交えながら「宇宙では時間を正確に把握することが、安全性やミッション遂行に直結する重要な要素である」とコメント。信頼性の高い計時機器の重要性や、未知の領域へ挑戦し続けることの意義について語った。
会場内には、“星の王子さま”をモチーフにしたカフェラテや、宇宙空間をイメージしたイマーシブトンネル、Haven-1をイメージしたインスタレーションのほか、90年以上にわたるパイロット・ウオッチの歴史をたどるアーカイブモデルやスペーススーツも展示。航空から宇宙へと続くIWCのものづくりを体感できる内容となっている。
本記事では、今回のイベントで披露された“パイロット・ウォッチ・ベンチュラー・バーティカル・ドライブ”を紹介したい。

