●比較③:【ステータス・自己表現】
「“全員同じ”のApple Watch、バリエーション豊かなロレックス」
電車に乗れば、隣のビジネスパーソンも同じものを着けている。“効率的な現代人”のアイコンではあるが、ベルトアレンジで以外で個性を出すのは難しいアップルウォッチ。
一方のロレックスはというと、現行の人気モデルなどは街中で被ることはあるものの、同じシリーズでも文字盤カラーやディテールにバリエーションが存在し、ヴィンテージまで含めると無限の選択肢が広がっている。
争点は“絶対に間違いない最新機器の安心感”をとるか、“機能は劣るが自分のこだわりを主張する相棒”をとるかといったところだろう。

アップルウォッチにロレックス風のリベットブレスを装着。意外にも似合っており、こういったアレンジも面白い
●比較④:【資産価値・償却】
「ロレックスは言わば“手首で増える実物資産”」
十数万円で購入しても開封した瞬間に価値は落ち、数年後には数千円〜タダ同然になってしまうアップルウォッチに対して、ロレックスは手放す際にも価値が残る。ご存じの通りプレミア価格で流通して久しいため、運良く定価で購入できればその恩恵はさらに大きくなるだろう。
言わば“お金を消費して最新の利便性を買う”アップルウォッチと、“お金を資産として置いておける”ロレックス。もちろん、資産価値を求めるあまり一度も着用せずに保存するなんてことになると、腕時計としての役割自体に疑問符が生まれてしまうのだが。

ロレックス随一の人気と資産価値を誇るデイトナ白文字盤。アナログ腕時計の王者であるとともに“手首で増える実物資産”としての側面もある
利便性や実用性をとるか、個性や資産価値を優先するか…。手首の上にいくらを投じ、それをどう回収するかという価値観の差が表れる現代の腕時計の選択。どちらかひとつに絞れないのなら、いっそ二刀流として楽しんでみるのもいいかもしれない。
著者profile◎市村 信太郎
【「性別の垣根を超える腕時計」過去記事】
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■【セイコー新作】トノー型・角型など全8モデルが一挙に登場!ルキアの新アンバサダー発表イベントリポート|性別の垣根を超える腕時計 No.067
■「グランドセイコーに負けない圧倒的クオリティ!」予算10万円台から狙う“初代キングセイコー”とハイビート機“45KS”|性別の垣根を超える腕時計 No.066

