大手メーカーにはない独創性とあふれるデザインが魅力的なマイクロ時計ブランド。11月7日(土)には、日本最大級のリアル体感型の時計販売イベントにして、マイクロ&独立系ブランドの祭典“TOKYO WATCH WOW!”の開催が決定するなど、ますます盛り上がりを見せている。
なかでも日本発のいわゆる国産マイクロブランドはコストパフォーマンスに優れたモデルばかりで、時計ファンを中心に大きな注目を集めている。
そこで今回からは、数週にわたり国産マイクロブランドの狙い目モデルを時計ジャンル別にクローズアップ。初回のテーマは“シンプル3針モデル”。各モデルのブランド概要と合わせて紹介していこう。
【実機写真全15枚】国産マイクロブランドの狙い目3針モデルを一挙に見る
【注目の国産マイクロブランド①】
KUOE(クオ)
2020年に京都で誕生、いまや国産マイクロシーンを牽引するブランド。アンティークウオッチを手軽に楽しめることをコンセプトに、自社で企画・生産・販売まですべてを管理。日本製ムーヴメント搭載、組み立ても日本で行いながら、価格以上の質感のモデルを手の届く価格帯で展開している。

■SS(35mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.MIYOTA 90S5)。8万8900円
◎狙い目3針モデル
「ROYAL SMITH 90-006」
ブランドのプレミアムライン“ROYAL SMITH”を代表するモデルのひとつ。王道のドレスウオッチを思わせる端正なデザインに、光の当たり方で表情を変えるワッフル文字盤を組み合わせ、絶妙なデザインバランスを実現している。
【問い合わせ先】
クオ グローバル
info@kuoe-jp.com
【注目の国産マイクロブランド②】
Fukushima Watch Company(フクシマウォッチカンパニー)
福島県で2022年に誕生した時計ブランド。福島の土地や風景、文化を着想源として、地域ごとの個性をデザインに落とし込んだ機械式時計を展開。“Odaka”“Futaba”などの独自のコレクションを通じて福島の魅力を発信するとともに、地域に時計づくりの産業を根付かせることを目指している。

■ともにSS(34mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.MIYOTA 82S0)。各8万8000円
◎狙い目3針モデル
「Futaba」
福島県双葉町をテーマにしたモデル。ツートン文字盤を採用することで立体感を演出し、ブレゲ数字のアプライドインデックスの端正さがシックな雰囲気を醸し出している。豊富な全5カラー展開と34mmの小振りなサイズ感で、ユニセックスに楽しめる。
【問い合わせ先】
Fukushima Watch Company(フクシマウォッチカンパニー)
info@fwc.co.jp
【注目の国産マイクロブランド③】
KNIS(ニス)
2021年に京都で誕生。伝統的でありながら洗練された京都のモノづくり精神を踏襲し、自社で企画・生産・販売まですべて管理することで、日本製の高品質な腕時計を最良な価格で製造。隕石文字盤や彫金インデックスなど、個性派ディテールを備えた時計にも定評がある。

■Ref.KN001-MT。SS(38mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.MIYOTA 8215)。9万9000円
◎狙い目3針モデル
「メテオライト ダイアル ウォッチ」
表面にウィドマンシュテッテン構造と呼ばれる幾何学模様が現れるメテオライト(ムオニナルスタ隕石)を文字盤に採用。装飾などの無駄を省いたケースは立体構造が際立つシンプルなデザインで、繊細さとエレガントさを同時に表現している。
【実機写真】幾何学模様付きのメテオライト文字盤を拡大して見る
【問い合わせ先】
LIME(ライム)
TEL.075-708-6184
すべて10万円アンダーという手頃な価格帯ながら高い品質と個性を両立しており、入門用としてもおすすめの国産マイクロブランドの3針ウオッチ。今回紹介した3モデルも、シンプル3針ながら三者三様のデザインが非常に魅力的だ。次週は、ダイバーズウオッチの狙い目を紹介する。
著者profile◎市村 信太郎
【「性別の垣根を超える腕時計」過去記事】
■「洒落た大人の正解は、こっち。」小ぶりロレックスを選ぶなら、ヴィンテージが面白すぎる!|性別の垣根を超える腕時計 No.070
■「結局、大人の最適解はどっち?」【新型Apple Watch vs ロレックス】現代の二大巨頭を4つの観点で徹底比較!|性別の垣根を超える腕時計 No.069
■腕馴染み抜群!【小ぶりで個性豊かな“36mm”モデル】小径トレンドで数を増す黄金サイズの注目作|性別の垣根を超える腕時計 No.068

