2024年のクラウドファンディングにおいて、2000台超が約9分で即完売した話題作“サ時計”。なんと100℃までのサウナでも動作可能(※腕に着用した状態で15分以内の使用)という、腕時計の天敵である高温多湿に対応した画期的な一作だ。今回は本作の実機レビューを行い、その使用感をお届けしよう。

■ともに樹脂(35.4mm径)。5気圧防水。耐熱電池。各1万6500円
CASIO(カシオ)
“サ時計”SAN-100H
100℃までのサウナで使用可能で、サウナに入る目安となる12分計機能を備えた腕時計。耐熱設計に加えて、湿気の入りにくい樹脂を採用することで時計内部が曇りにくい工夫が施されている。
ケース左上のMODEボタンを押すと、“サウナー(サウナ好きの人の愛称)”にはおなじみの12分計に切り替わり、手軽に計測が可能。“サウナ”にかけて3時と7時のインデックスが強調された遊び心あふれる文字盤の針は夜光塗料付き。
薄暗いサウナ内に対応した仕様だが、あくまでも塗料は針と12時位置真上のミニッツマーカーにしか塗布されていないため、インデックスなどは光らないのが残念なところ(価格を考慮すると致し方ない面はあるのだが)。
【画像】暗所では針と12時位置真上のミニッツマーカーが発光!
また、水中でのボタン操作さえしなければ、サウナ後の水風呂でも着用可能。ただし、防水性能は5気圧防水の ため過信は禁物。高温多湿にめっぽう強い設計のわりに、純粋な防水性は心もとないところはご愛嬌といったところか。

非常に軽く、丸っこいフォルムで見た目もかわいらしい。パッと見は実寸のケース径35.4mmよりも小さく見えた。裏ブタのネジが肌に触れにくい構造となっているため、高温のサウナ内でも安心できる。
ケース左上のMODEボタン、右上のリセットボタンともに非常に大きく押しやすいのは実用的。温浴施設でなじみ深いロッカーキーのデザイン風のウレタン樹脂製ベルトも自在に伸びるため、非常に着脱しやすいのもポイントだ。ただ、時計自体は頑丈でもベルトが先にへたってしまうのは避けられない印象も(有償にてベルト交換を承っているとのこと)。
1万円台で超高温多湿のサウナ環境に耐えられる時計という意味で、非常に画期的な“サ時計”。2色展開のため、パートナーとのサウナデートのペアウオッチにもいいだろう(ペア割、セット購入割引はないようだ)。筆者も半月に一度ほどの頻度でサウナに通っているため、非常に興味を引かれる注目作だ。
【問い合わせ先】
カシオ計算機 お客様相談室
TEL.0120-088925
文◎市村信太郎/写真◎水橋崇行
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