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【スリムな見た目なのに自動巻き?】10mmを切る薄さの薄型ケースが特徴的なユニバーサル ジュネーブのホワイトシャドウとは

アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。


ユニバーサル ジュネーブ
ホワイトシャドウ

今回紹介するのは1970年代に製造されたユニバーサル ジュネーブのホワイトシャドウだ。

このモデルは後にオーデマ・ピゲの“ロイヤルオーク”やパテック・フィリップの“ノーチラス”を世に送り出すことになるジェラルド・ジェンタがデザインを手掛けたとされており、ベゼルの無い滑らかなCラインケースを採用している点が特徴的だ。

今回紹介するホワイトシャドウはステンレススチールをケース素材に採用しているが、ケース全体が金無垢素材で作られたゴールデンシャドウ、金張りケースを採用したギルトシャドウなど、ケース素材や仕上げによってモデル名が決められているようだ。

本個体のコンディションに注目すると、ケースに使用に伴う小キズや打痕は見られるものの、オリジナルの形状を維持しており、比較的良好な状態を維持している。文字盤についても非防水のケースでありながら目立った腐食などは確認できない。

【写真の時計】ユニバーサル ジュネーブ ホワイトシャドウ。Ref.866101。SS(34.5mm径)。自動巻き(Cal.2-66)。1970年代製。10万8000円。取り扱い店/WTIMES

【画像:この時計をさまざまなアングルから見る(全5枚)

ムーヴメントには、マイクロローターを採用したCal. Cal.2-66を搭載。通常の時計とは異なり、主要な歯車をオフセットさせ、空いたスペースに小さなローターを組み込んだ見た目が最大の特徴である。特に、今回紹介するホワイトシャドウは2針のCal.2-66を搭載しているため、3針ムーヴメントのように秒針部分のスペースを確保する必要がなく、巻き上げ効率を重視した大きなローターを使用することができたのだ。ムーヴメントが手巻きと同等の厚みに抑えられているため、非常に薄型に仕上がっており、快適な装着感を実現している。

ビューレンやピアジェ、そして今回紹介したユニバーサル ジュネーブなど、手巻きムーヴメントに比べてローターの分だけ厚みが出てしまう自動巻きを薄型化することを目指し、ローターを時計の機能をつかさどる輪列と同じレイヤーに埋め込むという斬新なアイディアを実現したマイクロローターを搭載する歴史的な名機を、ぜひその手に取って確かめてみてほしい。

 

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文◎LowBEAT編集部/画像◎WTIMES

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