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【ドレス系なのに超パワフル!】1940年代に48時間以上ものパワーリザーブを誇ったオメガのレクタンギュラーウオッチ

アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。


オメガ
レクタンギュラー

今回取り上げるのは、1940年代に製造されたオメガのレクタンギュラーウオッチだ。
艶やかなブラックギルト仕上げの文字盤にローマンインデックスを組み合わせた、アール・デコの影響を強く感じさせるデザインが採用されている。

ケーストップや風防が緩やかにカーブしたケースは、防塵仕様の二重構造となっており、気密性が低いアンティークのレクタンギュラー特有の埃の入りやすさを軽減している。ただし、防水性は備えていないため、水のかかるシーンや高温多湿の環境を避けて使用することを推奨する。

現在においてはやや小さいと感じることの多いレクタンギュラーウオッチの中でも、本個体のケースは22mm×40mmサイズで、ベルト取付幅に至っては18mmと比較的大ぶりで、バランスの良いサイズ感が魅力だ。

【写真の時計】オメガ レクタンギュラー。SS(22mm×40mmサイズ)。手巻き(Cal.T17)。1940年代製。49万5000円。取り扱い店/プライベートアイズ

【画像:ブラックミラーの文字盤や角形専用のムーヴメントの状態を見る(全6枚)

ムーヴメントには、レクタンギュラー専用に設計されたトノー形のCal.T17を搭載。当時の角形ムーヴメントの中でも非常に高い完成度を誇っており、精度の良さはもちろんのこと、現代の基準から見ても非常に長い約48時間以上ものパワーリザーブを備えていたという点は特筆に値する。これは角形ムーヴメントのレイアウトを活用し、限界まで大きな香箱(ゼンマイを収める歯車)を採用できたことが大きな要因であったと考えられる。

各所の部品は堅牢に設計されており、安心感のある作りも魅力だ。ただし、テンプに耐震装置を備えていないため、強い衝撃や落下には注意して使用することを推奨したい。

防水性や気密性に難はあるものの、ムーヴメントの技術的観点から見ても、現代の時計では実現できないプロポーションを備えたアンティークのレクタンギュラーウオッチにも、ぜひ注目してほしい。

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文◎LowBEAT編集部/画像◎プライベートアイズ

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