【15本限定! なくなり次第終了】アウトラインに時計ポーチが無料で付属!

 師走を迎え何かと気忙しい毎日だが、みなさんはいかがお過ごしだろうか。

 さて、筆者がプロデュースするアウトラインも2021年1月14日で早くも2周年となる。そこで今回、それに先立ち日頃の感謝の意味も込めて、アウトラインの第2弾として発売したミリタリーType1940ドイツ空軍タイプ(Ref.19001-60)を購入の方に、ミリタリー調の時計ポーチ(4180円)が無料で付属する限定セットを特別にご用意させていただいた。

 タイムギアオンラインショップだけのキャンペーンで限定本数は15本、なくなり次第終了となる。価格は3万9600円、ぜひチェックを!

<ミリタリーType1940とは>

 1940年代に生産された往年の軍用時計をモチーフに、その雰囲気を再現した機械式腕時計。イギリス軍タイプとドイツ空軍タイプの2種類がラインナップする。

ミリタリーType1940。Ref.19001-60。SS(38mm径)。5気圧防水。自動巻き(MIYOTA8245)。3万9600円。下にあるのが今回付属するポーチ。ミリタリー調に特別に手作りで仕上げられている

 対象商品であるドイツ空軍タイプは、爆撃機のナビゲーターが使用していた航空時計をモチーフにしている。そのためインデックスのアラビア数字には1〜12ではなく05〜55までの秒表示が大きく扱われているのが特徴だ。これは当時、爆撃地点を夜間偵察に行った際に、暗闇でも秒単位で正確な経過時間と進路を記録できるように考えられたもので、その雰囲気を大切しながら再現している(詳しい記事はコチラ)。

 ムーヴメントはシチズン傘下のムーヴメントメーカー、ミヨタ社の日本製自動巻きムーヴメントを搭載。ケース径も38mmと細身の日本人にも着けやすいサイズだ。革ベルトも2種類を付属。写真のリベット付きタイプのほかに、ダークブラウンのシックなヴィンテージレザータイプも付属しているため2種類の雰囲気が楽しめる。もちろん、ベルトは工具のいらないピンレバー仕様。

 なお、今回無料で付属する1本用ポーチは、ミリタリーType1940の発売に先立って実施したクラウドファンディングだけでセット販売(4180円)したもの。恵比寿に工房を構えるレザークラフト職人、藤本純一氏がハンドメイドで仕上げており、本製品に合わせてミリタリー調なのが特徴。今回それを特別に製作してもらった。

<ドイツ空軍タイプの特徴>

 風防ガラスは当時の雰囲気を少しでも忠実に再現するために、あえてアクリル製、つまりプラ風防を採用している。さらにドーム型とすることでグッと当時の雰囲気を強調した。ベゼルは軍用らしくソリッド感を感じるステップドベゼルとした。ただ、サテン仕上げだけだと色気がないので、多少メリハリが付くようトップはポリッシュ仕上げを施している。

 インデックスは立体感が出るように白いペイントで数字をプリントした後、その上にエイジング処理を施した夜光を塗布している。そうすることで視認性を高めた。6時位置に配置しているスモールセコンドは、単調にならないようにするために文字盤よりも若干だが1段下げている。しかもそこには同心円状の細かな装飾を施した。


 ネジ込み式の裏ブタには防水表示や素材などのスペックの一部を刻印し、当時の軍用識別標識の刻印のような雰囲気に仕上げた。限定個数のシリアル番号もここに表示される。


 着けた雰囲気はこんな感じ。ケース径38mmに対してケース厚は13.1mmと若干厚く感じるが、これはドーム風防が原因。そのため実際にはそれほど気にならないと思う。ジャケパンスタイルならビジネスでも問題なく楽しめる。

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菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。