【10〜20万円台】第1回・編集部が注目した6機種を実機レビュー「ラドー キャプテン クック」

1960年代の防水時計を忠実に再現、お得感満載の仕様も魅力

 2019年新作が続々と日本上陸。いよいよ本格的に販売もスタートしている。そんな新作たちを見ていると、近年は特に比較的に身近な価格帯の時計にも魅力的なモデルが意外に多いと感じる。そこで10〜20万円台の価格で買える新作にフォーカス、筆者が注目した6機種を6回にわたって、実機レビューをお届けする。

 さて、今回最初に注目したのがラドーのダイバーズウオッチ、キャプテン クック(写真右側の時計)の限定復刻モデルである。キャプテン クックとは1962年から68年にかけて生産され、当時かなり人気を博したラドーのダイバーズウオッチだ。矢と剣を表現した時分針、極太のバーインデックスと当時のデザインを採用し、2017年からはレギュラーラインとしてすでに復活している。今回はその限定仕様なのである。

 古典的なボンベ文字盤や赤い数字のデイト表示。そして37㎜径の小振りサイズまで、当時のオリジナルを忠実に再現した。また、うれしいことに、付属する専用のトラベルポーチには、換えのミラネーゼブレスとグリーンのNATOベルトも付属するため1本で3とおりの雰囲気が楽しめる。

 しかも交換用の工具までもが付く。何ともお得感の高いパッケージとなっているではないか。もちろん80時間パワーリザーブは健在。これで23万円台と圧巻のコスパは見逃せない。

右:ラドー キャプテン クック オートマティック 1962 リミテッドエディション。Ref.R32500315。SS(37mm径)。10気圧防水。自動巻き( Cal.ETA C07.611)。税抜き22万円(1962本限定) 左:ラドー キャプテン クック オートマティック。Ref.R32505305。SS(42mm径)。20気圧防水。自動巻き(Cal.ETA C07.611)。税抜き21万円

【ドーム形風防で60年代を強調】サファイアクリスタルで美しいドーム形風防を再現している点も大きな魅力。若干すり鉢状になったベゼルのため、古典的な雰囲気がより強調された

【ちょっと光沢感が強い】傷が付きにくいハイテクセラミックスを使用。ただ、その光沢感は雰囲気を重視するならもう少し抑えても良かったように思う

【味わいを醸すボンベ文字盤】レギュラーモデルはフラットなのに対して、外周に向かって落ち込むボンベ型を採用。それによって歴史的味わいが強まった

【専用のトラベルポーチが付属】うれしいことに限定モデル専用のトラベルポーチにはミラネーゼブレスとグリーンのNATOベルト、そして交換用工具まで付属する

【着けてみました】37mm径と小振りだが、逆にそれが古典的な雰囲気を強めていい感じだ。14.3mmと薄くはないが、これはドーム風防によるもの。適度な存在感も感じてちょうど良い

【着けてみました】限定モデルのデザインを42mm径にサイズアップした新作のレギュラーライン。5mm大きくなっているが、ケース厚は逆に12.1mmと薄くなったため着けやすい

文◎菊地吉正/写真◎笠井修/問い合わせ先、ラドー/スウォッチ グループ ジャパン TEL.03-6254-7330

 

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