【ロレックス】通信 No.014|2019年新作のヨットマスター42の実機拝見! 「とにかくカッコイイ」のひと言に尽きる

 2019年新作として発表されたヨットマスター42。44mm径のヨットマスターIIと40mm径のヨットマスターの中間に位置する42mm径の新サイズでリリースされた。もちろんムーヴメントは最新のCal.3235を搭載する。残念ながらステンレススチールケースのラインナップは存在しない。

ヨットマスター 42。Ref.226659。WG(42mm径/セラミックベゼル)。100m防水。自動巻き(Cal.3235/毎時2万8800振動/約70時間パワーリザーブ)

 今回はじめて実機を見た感想は、あくまで筆者の私見だが、とにかくカッコイイのひと言に尽きる。

 正直、実機を見る前は、見た目はカッコイイと感じたものの18金ホワイトゴールド仕様というところがイマイチ引っかかっていた。しかしながら、今回実機を見るとそれは間違いだったと感じた。ホワイトゴールドながら、エラストマーコーティングベルトやベゼルのマットな質感がその輝きを絶妙に和らげており、それによって醸し出される適度な高級感が意外にも心地良いのである。

 さらに、サブマリーナと違い両方向に回転するベゼルには、これまたサブマリーナとは対照的(サブは凹んでいる)に隆起させて立体化した目盛り類を備えたセラミックのインサートを配置。全体をマットに仕上げた後に数字と目盛り部分だけにポリッシュ仕上げが施されている。

 そのため目盛り類はより一層輝きが際立って見えるが、派手というよりはむしろ洗練された印象を受ける。前述したように実機を見る前までは、なぜステンレスモデルを出さないのだろうかと思っていたが、この雰囲気はホワイトゴールドだからいいのかも、と思わせるほどだった。

 価格は、国内定価294万300円に対して、並行輸入店の実勢価格は300万円台半ばから後半のプリミアム化。さすがにそう簡単に手を出せる価格ではないが、それでも欲しいと思わせるほど完成度は高い。

【マットとポリッシュが絶妙】“レイズド”と呼ばれる目盛り類を隆起させた独特な作りの回転ベゼルは、2種類の仕上げによってより洗練された印象を強めている。

【ホールド感が素晴らしい】ベルトの裏側には特許を取得したという縦方向のクッションシステムが備わり、手首のカーブに沿ってなじみホールド性はかなり高い。

【12mm台はさすがロレックス】ロレックスのスポーツモデルのいい点はやはりケースが厚くないところ。このヨットマスター42も編集部の実測値で12mmだった。

【実際に着けてみました】素材が素材だけにある意味仕方のないことだが、1番に感じたのはズッシリとくるヘッドの重さだ。ただ、42mmと大振りでも着け心地はいい。それだけベルトの完成度が高いのだろう。

文◎菊地吉正(編集部)/写真◎笠井修

菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。

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