【ロレックス】通信 No.020新旧デむトゞャスト36を実機で比范しおみた

囜内定䟡以䞋でも買える 定番ドレス系の王道

 今回は、近幎特にクロヌズアップされるこずが少なくなったデむトゞャストに぀いお曞きたいず思う。

 珟圚、デむトゞャストには4サむズある。メンズラむンが41mmず36mm。ナニセックスで31mm。そしおレディヌスが28mmである。1945幎誕生のファヌストモデルから続く盎系ずなるのは今回取り䞊げる36mmケヌスのデむトゞャスト36。そしお䜕ず珟圚は第7䞖代目ずなる。

 2018幎にリニュヌアルを果たし、最新の自動巻きムヌノメント、Cal.3235がたずむ゚ロヌ系のコンビモデルから搭茉された。そしお19幎にはホワむトゎヌルドずのコンビタむプずステンレスモデルにも搭茉されたため、これですべおのラむンナップが最新型ずなった。

 この36mmサむズは、かねおより頑匵れば手の届く高玚品ずしお幎霢を問わず幅広い局に高い支持を集めおきた。そのため恐らく所有率で蚀えばダントツに高い。ではなぜ倚くの支持を集めるに至ったのだろうか。その理由は二぀考えられる。

 ひず぀目はやはり安心感である。時間を知るずいう腕時蚈本来の機胜に特化した、ある意味無駄のない䜜りは芋た目にもシンプルでいお幎霢を問わず安心しお着けられる。しかも高性胜なうえに壊れにくく、それでいお高玚ブランドを所有するずいう優越感も味わえるなどメリットがわかりやすい。

 二぀目は豊富なバリ゚ヌションだ。䞀人ひずり生掻スタむルが違うように、ファッションもさるこずながら、腕時蚈を着甚するシヌンも人それぞれだ。その点、デむトゞャストには、玠材、文字盀、ベれル、ブレスレットず、組み合わせが耇数甚意され、ずにかく遞択肢が倚い。぀たり、自分のラむフスタむルに合臎した最良の1本を芋぀けるこずができるのだ。

 珟圚ロレックスの公匏りェブサむトでは、玠材やベれルなど各パヌツを組み合わせお、奜みの仕様にしお雰囲気を確認できるので、気になる人は䞀床詊しおみるずいい。

新旧のデむトゞャストを実機で比范しおみた

右が新型のRef.126200で巊が旧型のRef.116200。こうやっお䞊べおみおもその違いはほずんどわからないぐらいだ

 今回、デむトゞャスト36の新型ず旧型の違いに぀いお実機を借りお実際に芋比べおみたずころ、ブレスレットのレファレンスがRef.72600から72800に倉曎されおいるため、ケヌスなども埮劙に改良されおいるのかもしれないのだが、正盎明確な違いは感じられなかった。

 ただ、これはあくたで筆者の私芋だが新型はラグずベれルが心なしか现身に感じられ、厚みなど数倀的に倉わらないが暪から芋るず圢状もシャヌプになったようにも感じた。ただいずれにせよ公匏なものではないので参考たでに。

 ずいうこずで、最倧の違いはやはり栌段にハむスペック化したムヌノメントの性胜に尜きる。それにもかかわらず囜内定䟡を皎抜き䟡栌で比べるず新型が65侇5000円、旧型が63䞇円ず䟡栌差はわずか2侇5000円。なんずも良心的である。

 さお䞊行茞入ではどうか。新型の新品実勢䟡栌はずいうず、ステンレスモデルで60䞇円台埌半からず蟛うじお定䟡を䞋回るものもある。ただし、ゎヌルドずのコンビモデルは人気の仕様によっおは定䟡超えの堎合も結構あるため泚意が必芁だ。

 䞀方、旧モデルは初出が2004幎。補造期間は玄14幎ず長いためナヌズド䟡栌も様々だが䞭心ずなるのはステンレスモデルでおよそ45〜55䞇円ずいったずころ。もし旧型をナヌズドでの賌入を考えるなら、ムヌノメントにブルヌ・パラクロム・ヒゲれンマむが採甚された11幎以降に補造された個䜓を目安に探しおみおはいかがだろうか。

新型を実際に着けおみたした

36mm埄ずいうケヌスサむズは、40mmオヌバヌが䞻流ずなったいたは、確かにいたでは小さくお物足りなさを感じる人もいるかもしれないが、あらためお着けおみるず芋た目にもバランスが良く着けおいお疲れない

 新型を実際に着けおみたが、筆者の手銖が现いこずもあるだろうが、36mmケヌスに察するほど良いサむズ感はなかなかいい。近幎はどの時蚈ブランドを芋枡しおみおも40mmオヌバヌの時蚈が䞻流ずなっおしたった。そのため36mmだず確かに小さくお物足りなさを感じる人もいるだろう。

 しかし、実際に着けおみるず手銖の幅ずのバランスがよくずおもスマヌトに感じる。そしお䜕ず蚀っおも疲れない。日垞における実甚性ず䜿い勝手を考えるずやっぱりデむトゞャスト36は魅力的な存圚なのではなかろうか。

 たずは1本。普段䜿いの時蚈ずしお遞択肢のひず぀に加えおみおほしい。

5連ゞュビリヌに埩掻したオむスタヌバックル

 ステンレスモデルに察しおよりドレッシヌな雰囲気を望むなら、今回取り䞊げた3連のオむスタヌブレスではなく5連のゞュビリヌブレスタむプがオススメである。

 新型からは5連ゞュビリヌブレスのバックルの仕様が倉わり、旧型たで採甚されおいたバックル郚分が䞀䜓化したコンシヌルドタむプではなく、それより以前の第5䞖代の頃たで䜿われおいたオむスタヌバックル写真が埩掻した。぀たりオむスタヌブレスタむプず同じようにセむフティヌロック匏で安党性がさらに高められるなどだいぶ改善されおいる。

文◎菊地吉正線集郚

菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa

時蚈専門誌「パワヌりオッチ」を筆頭に「ロヌビヌト」、「タむムギア」などの時蚈雑誌を次々に生み出す。珟圚、発行人兌総線集長ずしお刊行数は幎間20冊以䞊にのがる。たた、近幎では、業界初の時蚈専門のクラりドファンディングサむト「WATCH Makers」を開蚭。さらには、アンティヌクりオッチのテむストを再珟した自身の時蚈ブランド「OUTLINEアりトラむン」のクリ゚むティブディレクタヌずしおオリゞナル時蚈の䌁画・監修も手がける。

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