【注目モデルを実機レビュー】ラグスポ気分を手頃な価格で、“ディーワンミラノ”のスケルトンウオッチを着けてみた。

 トレンドのデザインとして注目を集め、カジュアルウオッチでもラインナップを増やしているオクタゴンケース。今回、その代表的なブランドのひとつである“D1 MILANO(ディーワンミラノ)に注目。フラッグシップモデルのスケルトンウオッチを実機レビューしていく。

D1 MILANO(ディーワンミラノ)
P701 オートマティックスケルトンウォッチ


同心円デザインのフレームを採用したレイヤード構造のスケルトンダイアルが高級感と存在感を主張する2017年発売のフラッグシップコレクション。上下左右にファセットカットを施したオクタゴンベゼルを備えたシームレスデザインのケース、立体的かつエッジの効いたスケルトンダイアルのコンビネーションが、価格以上の高級感を醸し出す。
■Silver Case with Black Strap。SS(41mmサイズ)。5気圧防水。自動巻き(日本製)。7万9200円


》ラグスポを彷彿とさせるオクタゴンケースが特徴

 腕時計の定番デザインといえばラウンド(丸形)ケースだが、スクエア(四角)、オーバル(卵形)、ハミルトンのベンチュラのような変形ケースなど、ケースのデザインはかなり多彩。そんななかで、近年になって高級、カジュアルを問わずにラインナップを増やしているのが“オクタゴン(八角形)ケース”である。

 その原点のひとつといえるのが、ラグジュアリースポーツウオッチの名作として知られるオーデマ ピゲのロイヤルオーク(1972年に登場)だが、ロイヤルオークの誕生から半世紀以上を経て、数多くの時計ブランドがオクタゴンケースを採用するようになり、近年はカジュアルウオッチブランドからもオクタゴンケースを採用したモデルが登場。トレンドのひとつとして注目を集めているのだ。

 今回、レビューする “D1 MILANO(ディーワンミラノ)”も、そんなオクタゴンケースをデザインアイコンとして取り入れているカジュアルウオッチブランドのひとつ。ロイヤルオークをはじめとした、70年代のラグジュアリースポーツウオッチからインスパイアされたクリアでソリッド感のあるデザインを特徴としており、数々の著名人やスポーツ選手が愛用したことでSNSから火が付き、現在35ヵ国以上で取り扱うなど急成長を遂げている。

 ブランドデビュー以来、有名ブランドとのコラボモデルやクロノグラフなど多彩なコレクションをリリースしてきたが、その中でもフラッグシップモデルとなっているのがこのスケルトンモデルだ。アイコニックな同心円状のフレームから透け見える機械式ムーヴメントが独特の機能美を生み出している。



 サイズは41mm。手首に納まりつつ、しっかり存在感を主張してくれる。ラグジュアリースポーツウオッチの名作にオマージュを捧げ、カジュアルダウンしたデザインは、大人のオフスタイルに最適だ。シームレスデザインでラバーベルトを採用したモデルは、ベルトと手首の間に隙間が生じることがあるが、このモデルはベルトの接合部分に角度を付けているため、美観、装着感ともに上々だ。


 規則的に駆動するテンプが配置された4時位置を起点にして、同心円状にデザインされたフレームがモダンな雰囲気をプラス。フレームにも縦縞の装飾を施すなど、細部の作りにもこだわりが光る。機械式時計のメカニカルな造形を際立たせつつ、モダンなデザインに仕上げられている。外周に立体的に成形したインデックスを配置することで、スケルトン文字盤だが視認性もしっかり確保されている。


 裏ブタはシースルーバック仕様。中央部分にミネラルガラスがはめ込まれており、搭載している日本製の機械式ムーヴメントの動きを楽しめる。ベゼル、ケースのデザインを合わせて、ネジ留めされたフレーム部分をオクタゴンデザインに仕上げているのもこだわりのポイントだ。


 ベゼル、ケース、ブレスレットともに表面のベースは筋目を施したヘアライン仕上げ。ベゼルは四辺に傾斜を付けたフォルムに仕上げられており、傾斜部分に鏡のように光沢を備えたポリッシュ仕上げを採用。二つの研磨を組み合わせることでソリッドな質感と高級感を両立させている。ネジ込み式リューズを採用して気密性を高めているが、防水性能は日常使いを想定した日常生活防水(5気圧)。シャワーや水仕事など、ハードな使い方は避けたほうが良いだろう。


【問い合わせ先】
エイチエムエスウォッチストア表参道
TEL:03-6438-9321

【発売サイト:D1 MILANO(ディーワンミラノ)発売サイト
https://timegear-onlineshop.com

文◎船平卓馬(編集部)

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