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【3万円以下とは思えない重厚なデザイン】流線形のスクエアケース、“マディソン・ニューヨーク”の新作リヴィントンに注目

 2019年の大幅なモデルチェンジ以降、新機軸を次々と発表しているニューヨーク発のファッションウオッチ、マディソン・ニューヨーク。注目の新作をクローズアップしていこう。

》重厚なスクエアケースと洗練された意匠が魅力的

 マディソン・ニューヨークは、手の届く価格とデザイン性にこだわり、30年以上にわたってトレンドを牽引してきたニューヨーク発のファッションウオッチブランド。2019年に大幅なモデルチェンジを実施して以降、マルコム、フルトン、ヘンリー、ラガーディアという四つのコレクションを展開してきたが、今期は新たなフラッグシップモデルとして “リヴィントン”をリリースし、注目を集めている。

 最大の特徴といえるのが、重厚かつ洗練された雰囲気を醸し出すスクエアケースだろう。ヘアライン仕上げを施したスクエアケースにはわずかにカーブがかけられており、重厚な金属の質感を際立たせながらも曲線美がエレガントさをプラス。コンテンポラリーなデザインは、様々なスタイルに合わせて大活躍してくれる。

 重厚なケースに加えて、アップライトインデックスとインダイアルをレイアウトしたサンレイ文字盤など、手頃でありつつ、価格以上の上質感を実現しているため、大人のオフスタイルにぴったりのモデルといえるだろう。


MADISON NEW YORK(マディソン・ニューヨーク)
リヴィントン

 シルバーケースを採用したリヴィントンのスタンダードモデル。シックなブラック文字盤のほか、さりげなくトレンド感を主張するネイビー文字盤、明るい雰囲気が魅力的なシルバー文字盤をラインナップ。

 定番のラウンドケースに比べてインパクトが強い印象を受けるかもしれないが、スクエアフォルムは直線的なブレスレットのフォルムとバランスが良いため、実際に装着すると時計単体で見たときよりも手首に違和感なくなじんでくれる。

■Ref.MA011006-2。SS(50×34mmサイズ)。3気圧防水。クォーツ(日本製)。2万900円


 デザイン性の高さに加えて、リヴィントンは多彩なバリエーションを揃えているのも特徴。スタンダードな雰囲気を楽しめるシルバーモデル、遊び心を感じさせるゴールドモデル、個性的なブラック×ゴールドのコンビと、それぞれ異なる魅力を備えおり、いずれも2万円台とコストパフォーマンス抜群だ。


》立体的な文字盤デザイン

 中央から放射状に立体的な装飾を施したサンレイ文字盤に、三つのインダイアルとアップライトインデックスを配置。立体的な造形が価格以上の高級感を醸し出す。

》削り出しのブレスレット

 安価な時計にはコストを抑えるために中心が空洞になったコマを採用するモデルもあるが、マディソンでは質感にこだわり、削り出しで成形したコマを採用。スクエアケースとリンクする重厚な質感が魅力的だ。

》流線形のスクエアフォルム

 男らしく重厚なスクエアケースだが、風防、ケースを連動させて、フロント部分にカーブを付けていることで、程よいエレガントさがプラスされている。ヘアライン仕上げが陰影を生み、造形を際立たせている。


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文◎船平卓馬(編集部)

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