菊地の【ロレックス】通信 No.094|新型エクスプローラー 1 が早くも入荷か|5月14日付け実勢価格相場

 新作発表から早1カ月半。つい最近のことだが、都内のとある並行輸入店が新型エクスプローラー I のコンビモデルが入荷したとの情報をSNS上で公開した。恐らくはご覧になった方も多いのではないか。売価はわからないが、旧型ステンレスモデルの現在の実勢価格を考えると、イエローゴールドを使っているうえに、今回最も注目度の高いモデルということもあって、200万円(定価114万2900円)は降らないのかもしれない。

新型エクスプローラー I 、Ref.124273(写真:ロレックス)

 さて、このエクスプローラー I だが、筆者自身ロレックスのスポーツモデルのなかでも1番に好きなモデルだ。その歴代モデルの中でも特に好きなのが3世代目にあたるRef.1016(製造は1960年頃から89年頃まで)である。36mm径ケースで当時のものはブレスも薄いため、とても着けやすく、Yシャツの袖口にもそれほど邪魔にならない。そして何と言っても無駄な装飾など一切なくデザインにも隙がない。しかも時間を知る道具として、視認性などよく考えられていると感じるからだ。

Ref.1016とはこれ。秒針停止機能が付いた後期型だ。ちなみにブレスレットはオリジナルの板ブレスを、アウトラインで開発したリベットブレスに交換している(私物)

 正直ロレックスの最近のスポーツモデルはモデルチェンジされるごとに、どんどん大型化する傾向にあった。エクスプローラー I も然りで、今回生産終了となった2010年登場の前作からは39mm径に3mmもサイズアップされた。それが今回、57年間継続されてきた本来のサイズである36mm径に戻されたことは、デザインバランス的にも大いに評価できるだろう。それにしてもなぜ36mmに戻したのか、その理由が無性に気になるところだ。

 さて、5月14日時点の並行輸入店での実勢価格は以下のとおりである。デイトナ(黒文字盤)は先月よりも19万円のダウン。そしてさらに気になるのはミルガウスの動き。ここ3カ月間で何と25万円も上昇しているようなのである。

■ 主要11モデルの月間ロレックス相場(5月14日更新)
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【GMTマスターII/Ref.126710BLRO】国内定価102万800円
・実勢価格:243万円→242万円(↓) 先月より1万円ダウン

【デイトナ/Ref.116500LN】 国内定価138万7100円
・実勢価格:364万円→345万円(↓) 先月より19万円ダウン

【サブマリーナーデイト/Ref.126610LN】 国内定価94万3800円
・実勢価格:165万円→168万円(↑) 先月より3万円アップ

【サブマリーナーデイト グリーン/Ref.126610LV】 国内定価98万7800円
・実勢価格:217万円→217万円(→) 先月と同じ

【ミルガウス/Ref.116400GV】 国内定価87万6700円
・実勢価格:117万円→124万円(↑) 先月より7万円アップ

【ヨットマスターロジウム/Ref.126622】 国内定価126万5000円
・実勢価格:163万円→167万円(↑) 先月より4万円アップ

【ディープシー/Ref.126660】 国内定価133万1000円
・実勢価格:150万円→155万円(↑) 先月より5万円アップ

【エアキング/Ref.116900】 国内定価67万6500円
・実勢価格:98万円→97万円(↓) 先月より1万円ダウン

【デイトジャスト/Ref.126200】 国内定価74万3600円
・実勢価格:80万円→85万円(↑) 先月より5万円アップ

【エクスプローラーII/Ref.216570】 国内定価87万5600円
・実勢価格:147万円→140万円(↓) 先月より7万円ダウン

【エクスプローラーI/Ref.214270】 国内定価68万7500円
・実勢価格:153万円→155万円(↑) 先月より2万円アップ

菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。

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