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【画像】編集部が注目する、日本未上陸の“マイクロブランド” 3選

【日本未上陸のマイクロブランド3選】

 2010年以降、海外の時計界ではマイクロブランドを創設する動きが急速に拡大している。ここでは日本円で10万円前後の手頃な価格帯から、コストパフォーマンスに優れ、独創的なデザインを備えた注目ブランドを編集部が独自にセレクトして紹介していく。


【未上陸のマイクロブランド_其の1】
TRASKA(トラスカ)
ベンチュラー(ミントグリーン)

 創業者がアンティークウオッチを水没させたことをきっかけに、アンティーク風の実用時計をコンセプトに2018年にアメリカで創設。往年のコンプレッサーダイバーをモチーフにミントグリーン文字盤が個性を加えている。

■SS(38.5mm径)。150m防水。自動巻き(Miyota9019)。585米ドル(約7万8975円 )

【問い合わせ先】
TRASKA(トラスカ)
https://www.traskawatch.com


【未上陸のマイクロブランド_其の2】
VAER(ベア)
FD5 アークティックホワイト
USAダイバー

 2016年にベネチアで創設。18年にアメリカに拠点を移し、“海洋”をコンセプトにアンティークのミリタリーウオッチからインスパイアされた堅牢で機能性の高いツールウオッチを手の届く価格で製造している。

■SS(39mm径)。20気圧防水。自動巻き(Miyota 9039)。499米ドル(約6万7365円)

【問い合わせ先】
VAER(ベア)
https://www.vaerwatches.com


【未上陸のマイクロブランド_其の3】
STRAUM(ストラム)
オパーヴ

 ストラムは、ラース・ロックス・ファースタッドとオイスタイン・ヘラ・ハスビーによってノルウェーで設立された日本未上陸ブランド。構想から5年間の開発期間を経て、探検家や冒険家が使用する実用時計をモチーフにした初のコレクションを2021年に発表している。このモデルはノルウェーの自然をモチーフにした文字盤が特徴。何層ものラッカー処理が施され、まるでエナメルを思わせる光沢と質感を生み出している。その立体的な造形は、直射日光の下ではきらめく尾根や谷の風景を彷彿とさせる。

■Ref. OPPHAV WHITE。SS(41mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.SW-200A)。世界限定125本。829ユーロ(約6万7500円)

【問い合わせ先】
STRAUM(ストラム)
https://www.straum.co


 

文◎船平卓馬(編集部)

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