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【ユリス・ナルダン天文三部作を手掛けた時計界の巨匠が創設】Ochs und Junior (オックス・ウント・ユニオール)に注目

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Ochs und Junior (オックス・ウント・ユニオール)は2006年、ルートヴィッヒ・エクスリン博士、ビート・ワインマン、クルト・ケーニッヒの3名で設立された日本未上陸の独立系ブランド。 スイス時計製造業の代表的都市、ラ・ショー・ド・フォンを拠点とし、現在はエクスリン家が所有している。 オックス・ウント・ユニオールの工房は、かつての工場の別館として20世紀初頭に建てられた邸宅にはオーナーとマネージャーが居住していた。

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オックス・ウント・ユニオールの時計は、技術革新と機能的デザインの責任者であるルートヴィヒ・エクスリン博士により開発されている。 時計好きの方であれば誰もが知る時計師のひとりであり、かの有名なユリス・ナルダンの天文三部作をはじめとする数々の名作を製作している巨匠だ。オックス・ウント・ユニオールのモデルは、これまでの腕時計では実現できなかった、よりシンプルなソリューションを生み出すことを目標とし、多くの時計ブランドが採用している文字盤にブランド名を表示するのではなく、時計のレザーストラップの裏側にさりげなくロゴを配置している。構造とデザインのプロセスにも、これまでの作品とは異なるアプローチを採用しており、 エクスリン博士は、より信頼性が高く、製造や修理が容易で、シンプルな機構を生み出すため、各時計の機械部品の数を徹底的に減らしているそうだ。

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また、オックス・ウント・ユニオールは、常に人生を深刻に考え過ぎない人々のためのインテリジェント・ウォッチのクリエイターであると自負しており、時計がどこで製造され、どのような協業パートナーと仕事をしているのかウェブサイト上でオープンにしているのも特徴となっている。 今回はオックス・ウント・ユニオールから2つのモデルを紹介していく。


Ochs und Junior (オックス・ウント・ユニオール)
トゥー・タイムゾーン

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最初のモデル、Two time zone:トゥー・タイムゾーンは、一目でプライマリータイムとセカンドタイムゾーンの両方を読み取ることができる。 プライマリータイムゾーンは文字盤上部にアワーインデックスが配され、可動式タイムゾーンディスクを使用するセカンド・タイムゾーンは時計のリューズで設定できる。

5グレードのチタンまたはスターリングシルバーのケースは36mm、39mm、42mmの三種類をラインナップしており、 ストラップは80種類以上から選択可能だ。 ベースムーヴメントはETA2824-2自動巻きムーブメントを採用。 リクエストに応じて、ねじ込み式リューズをケースの右側または左側に製作することも可能だ。オンラインショップで販売されている時計、または、オンラインカスタマイザーでデザインすることも可能だ。 永久保証付きで、販売価格は6000スイスフランから(約98万8000円〜)となっている。


Ochs und Junior (オックス・ウント・ユニオール)
ムーンフェイズ

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次に紹介する、moon phase:ムーンフェイズは、5つの部分から成るエピシクリック・ギアシステムというユニークなムーンフェイズ機能を備えており、計算が1日ずれるまでに3478.27年かかる。 現在の日付は文字盤の外周にある30+1個の穴で確認することができる。

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ムーンフェイズは、5グレードのチタンまたはスターリングシルバー、ケースサイズは36mm、39mm、42mmの3種類、ストラップは80種類以上から選択可能で、ETA2824-2をベースにした自動巻きムーヴメントを搭載。 リクエストが応じて、ねじ込み式リューズをケースの右側または左側に製作することも可能だ。オンラインショップで販売されている時計、または、オンラインカスタマイザーでデザインすることも可能だ。 永久保証付きで、販売価格は8000スイスフラン〜(約131万7000円から)となっている。


》Ochs und Junior (オックス・ウント・ユニオール)
公式サイト
https://www.ochsundjunior.swiss/de/


文◎William Hunnicutt
時計ブランド、アクセサリーブランドの輸入代理店を務めるスフィアブランディング代表。インポーターとして独自のセレクトで、ハマる人にはハマるプロダクトを日本に展開するほか、音楽をテーマにしたアパレルブランド、STEREO8のプロデューサーも務める。家ではネコのゴハン担当でもある。

https://www.instagram.com/spherebranding/

 


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