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【シチズン、80年代の隠れた名作時計を復刻!!】“レコードレーベル 1984 クロノグラフ”がグッドデザイン賞を受賞

シチズンが1984年に発売した多機能アナログクォーツクロノグラフ“シチズン スポルテ MS”をデザインソースに、ポスト・ヴィンテージテイストに仕上げた新作“シチズンコレクション レコードレーベル 1984 クロノグラフ”が2023年度グッドデザイン賞を受賞した。

 

シチズンコレクション レコードレーベル 1984 クロノグラフ

ケースからブレスレットにかけてのソリッドでスタイリッシュなライン、飾り⽳をもつ無骨な印象のベゼルなど、オリジナルの意匠を継承して昭和後期の雰囲気を再現しつつ、デザインと機能の両面からアップデートを実現。定期的な電池交換が要らないエコ・ドライブ駆動に進化することで、現代のニーズに合わせた実用性も確保されている。

8⽉31⽇から先⾏予約を行なっていた本作が、10月5日より発売。発売日当日に記念すべきグッドデザイン賞の受賞に至った。価格はそれぞれ3万3000円となっている。

なお、受賞作“シチズンコレクション レコードレーベル 1984 クロノグラフ”は、東京・池袋で開催される“くらしのデザイン展 2023で”展示予定。会期は2023年10月20日(金)〜11月5日(日)で、会場は西武池袋本店7階(中央 A6)インテリアフロア特設会場/くらしのデザインサロンだ。気になった人はぜひ足を運んでみよう。


受賞モデルの詳細はこちらの記事をチェック!

 

【グッドデザイン賞審査委員による評価コメント】

現代のテクノロジーを実装しながら、ボディーやフェイスのデザインを少しずつ進化させている。スポルテシリーズは60〜70年代のヴィンテージとは異なり、1984年というバブル期⽬前時代下の製品だ。80年代当時と現代では社会の⽬標設定が⼤きく変化している。環境に対する配慮や製造において負荷をかけないための⾒直し、働く⼈々の待遇など、当時との価値観変容は明らかである。今回のレコードレーベル 1984 クロノグラフは、スポルテをモチーフとして採⽤し、内部構成を光発電としながら、新に昇華させている。当時のデザインに経緯を持ちつつ、それを様式的に展開した。その技法や雰囲気を⾒たときに、どこかホッとするのは、作り上げられたコンテクストや物語性に⼼奪われるからだろう。様式化する技術。時代を感じるデザイン。技術⾰新だけでは語れない内容だと感じた。


【問い合わせ先】
シチズンお客様時計相談室
TEL.0120-78-4807

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

 

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