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【20年ぶり!? プロユースのドイツ時計“ジン”】限定の手巻きクロノグラフを発売

視認性、機能性を最重要視したプロユースのドイツの機械式時計ブランド“Sinn(ジン) ”は、ブランド代表するアンバサダーと言える103シリーズの新作を発表。発売時期は2024年初夏が予定されている。

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ジンはドイツ語での正式名称を“Sinn Spezialuhren(ジン スペツィアルウーレン)”といい、時計の本質である視認性を重要視した“使うためだけの時計”を開発にこだわりを持つ。その実用性にこだわるウオッチメイキングの特徴を最もよく現わしている時計が、クラシックなパイロットクロノグラフとして1960年代半ばからコレクションに加わった103シリーズだ。

そんな103シリーズの系譜に連なる新作が今回発表された“103.St.Ty.Hd”だ。最大の特徴は、手巻きのクロノグラフムーヴメントを搭載した点だろう。103シリーズから手巻きクロノグラフが発売されるのは20年ぶり。今作は20年の歳月を経て発売される“特別な手巻きクロノグラフ”といえるだろう。

高品質なファセットアプライドインデックスが配されたマットブラックの文字盤には、3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンドをレイアウト。クロノグラフ秒針と分針はダークレッドで強調、クロノグラフ30分計目盛りも赤と黒でデザインされ、夜光塗料により暗闇での視認性も確保された。

ベゼルの内側には、時速60kmから時速600kmまでの速度を手動で計測したいという時計コレクターの要望に応じたタキメータースケールを配置。58時間以上のパワーリザーブを備えた手巻きムーヴメントには、機能性に特化したクラシックなトリコンパックス・クロノグラフが搭載されており、このモデルをより特別なものとしている。

シンの歴史における名高いシリーズにふさわしいモデルという本作は、付属のボアレザーベルトとツール、ばね棒と取扱説明書がセットになった特別ボックスにパッケージされる。価格は66万円で限定数は世界1000本、発売は2024年初夏の予定となっている。

 

【問い合わせ先】
ホッタ
Tel.03-5148-2174

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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