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「もう生産終了なの?」かつてのポールを彷彿とさせるデイトナ“ル・マン” 驚きの実勢価格|菊地吉正の【ロレックス通信 No.254】

時計好きの方はすでにご存じの方も多いと思うが、デイトナがモデルチェンジを実施した2023年にスペシャルモデルとして登場したデイトナ“ル・マン”が早くも生産終了となったようだ。

このモデル、その名のとおりル・マン24時間耐久レースが同年6月に100周年を迎えたことを記念してリリースされたスペシャルモデルだ。そのためベゼルのタキメータースケールの100を赤字にして、9時位置のクロノグラフの積算計も一般的な12時間ではなく24時間まで計測できるように改良を加えたCal.4132を搭載するなど、ル・マン24時間レースを意識した作りが際立つ。

そして、極めつけはかつてのデイトナ・ポール・ニューマンを彷彿とさせるインダイアルの目盛り先端にあるスクエアドット。そしてオイスター初のシースルーバックとかなりプレミアム感満載の作りとなっていた。

【画像】ディトナ“ル・マン”の編集部実機撮り下ろし写真で細部をチェック!(8枚)

ケース&ブレス素材は18金ホワイトゴールドで定価は5万1400ドル(155円換算で796万7000円)。ただ日本の並行輸入店での初値は3500万円と4倍強だったものの、それを著名ユーチューバーが購入したことでもかなり話題となったことは記憶に新しい。

実のところ「デイトナの新作ルマン24時間SPが入荷。実機拝見、その驚きの実勢価格とは!」(関連記事参照)と題して2023年8月にお届けした同連載の記事は、まさにその時の時計だったのだ。

さて、生産終了となったいま実勢価格はいったいどのぐらいなのかを、世界最大の高級時計のマーケットプレイス“Chrono 24”で調べてみたところ28件が確認できた。驚くことにその大半が未使用品表示で5000万円前後といったところ。数字だけでみれば最初の3500万円もお買い時だったということになるのだろう。

いずれにせよ金額もさることながら、それよりもこんなスペシャルモデルの未使用品が20本以上も出品されていること自体よっぽど驚きのような気がする。

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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