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【SEIKO(セイコー)3大ブランド売れ筋1位モデルを一挙に発表!】過去2年の売れ筋モデル・注目作も合わせて紹介

国内外で圧倒的な支持を得る国産時計メーカー、SEIKO(セイコー)。独立ブランドであるグランドセイコーやクレドールも含めると実に10ブランド以上を展開し、それぞれが幅広い人気を獲得している。

この記事では、そんなセイコーのなかでも特に人気の高いプロスペックス、プレザージュ、キングセイコーの3ブランドにおける売れ筋1位のモデルをクローズアップ。さらに2023年末、22年末頃の売れ筋モデルも振り返りながら、近年における人気の動向を考察する。

【画像】セイコー人気3大ブランドの売れ筋1位モデルを一挙に見る


》プロスペックス(PROSPEX):売れ筋1位モデル(2024年末)

ダイバースキューバ SBEJ009

■Ref. SBEJ009。SS(42mm径)。200m空気潜水用防水。自動巻き(Cal.6R54)。21万8900円

スポーツ、アウトドアシーンに対応する本格機能を備えたブランド、プロスペックスの最新売れ筋モデルは、同ブランド初の機械式GMT搭載“ダイバースキューバ Ref. SBEJ009”。プロフェッショナルダイバーのデザインを受け継ぎつつ、72時間のロングパワーリザーブとGMT機能を搭載して強力にブラッシュアップされている。

深みのあるグリーンのトーンと光沢感あるセラミックにベゼルが上質な印象を与え、ケースエッジやブレスレットなど、ポリッシュの美しさもハイレベル。ビジネスシーンを含め、オールラウンドで活躍してくれるデザイン性と実用性を兼ね備えた一作だ。

【画像】プロスペックス最新売れ筋1位モデルをもっと見る

 

下の二つの画像は、同ブランドの過去の売れ筋1位モデル。なんと約2年前に調査したときも今回と同じRef. SBEJ009が1位に輝いており、同モデルのロングセラーぶりが窺える。2022年末の調査では、1965年に発売された国産ブランド初となるダイバーズウオッチの現代解釈モデルが大きな支持を獲得していた。同モデル“Ref. SBEJ009”は販売終了となっているが、ほかにもセイコーのファーストダイバーズに着想を得たモデルは定期的に発売されている。

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2023年末売れ筋1位:Ref. SBEJ009/■SS(42mm径)。200m空気潜水用防水。自動巻き(Cal. 6R54)。21万8900円

2022年末売れ筋1位:Ref.SBGC165/■SS(40.5mm径)。200m空気潜水用防水。自動巻き(Cal.6R35)。販売終了モデル


》プレザージュ(PRESAGE):売れ筋1位モデル(2024年末)

クラシックシリーズ SARX121

■Ref. SARX121。SS(40.2mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.6R55)。13万2000円

100年を超える機械式時計開発の歴史をもつ、セイコーの機械式ムーヴメントが気軽に楽しめるラインとして人気を博すプレザージュ。その最新売れ筋モデルは、日本の伝統的な工芸品や衣服などに用いられた色彩や素材、質感などの“用の美”に着想を得て、そのしなやかさを表現した新シリーズのものだ。

デイト表示付きの3針モデルの文字盤は、高級感のある柔らかな絹織物の織目をイメージしており、繊細な型打ち模様を文字盤に施して絹のような質感を生み出している。また、丸みを帯びたカーブ文字盤に合わせるように、インデックスの上面や、秒針と分針の先端も緩やかにカーブした造形を採用している。

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下の二つの画像は、同ブランドの過去の売れ筋1位モデル。最新の調査では新ラインの“クラシックシリーズ”が大きな支持を集めたが、23、22年ではともにプレザージュのアイコンである日本独自の美意識を前面に押し出した“シャープ エッジド シリーズ”が1位に輝いている。いずれも10万円台以上の高い質感が魅力の人気モデルだ。

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2023年末売れ筋1位:Ref.SARX077/■SS(39.3mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.6R35)。12万7600円

2022年末売れ筋1位:Ref.SARF017/■SS(42.2mm径)。日常生活用強化防水(10気圧)。自動巻き(Cal.6R64)。販売終了モデル


》キングセイコー(KING SEIKO):売れ筋1位モデル(2024年末)

KSK SDKA005

■Ref.SDKA005。SS(38.6mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.6L35)。41万8000円

1961年に誕生し、グランドセイコーとともにその後の国産機械式腕時計の進化を牽引したキングセイコー。一時、休眠状態となるが、2022年よりレギュラーラインとして完全復活を遂げ、現在は往年の名作をベースに、デザインと機能をアップデートしたコレクションを展開している。

最新の売れ筋1位は、多面カットが施されたケースや無駄のない文字盤レイアウトなど、キングセイコーのデザインを確立させたモデルとして知られる2代目“KSK”の意匠を受け継いだデイト表示付きモデル。

シャープなケーススタイリングやボックス型風防など当時のディテールが再現しつつ、1965年の手巻きオリジナルモデルよりも薄型化を実現した自動巻きキャリバー“SDKA005”を搭載するなど、現代テイストを融合させている。

【画像】キングセイコー最新売れ筋1位モデルをもっと見る

 

キングセイコーについては近年復活を遂げたこともあり、過去の売れ筋モデルを調査できていないため、下記では代わりに24年発売の注目モデルを掲載している。

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KSK キャリバー6L35モデル/■Ref.SDKA011。SS(38.6mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.6L35)。41万8000円

KS1969/■Ref.SDKA019。SS(39.4mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.6L35)。39万6000円


【問い合わせ先】
セイコーウオッチ お客様相談室
TEL.0120-061-012

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

 

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