人気上昇中の国産マイクロブランドの狙い目モデルを時計ジャンル別にクローズアップしている当連載。前回の記事ではダイバーズウオッチを取り上げたが、今回のテーマは腕時計の花形ジャンル“クロノグラフ”。各モデルのブランド概要と合わせて紹介していこう。
【実機写真18枚】国産マイクロブランドの狙い目クロノグラフを一挙に見る
【注目の国産マイクロブランド①】
MIRCO(ミルコ)
時計業界で経験を積み、時計ブランド・フクシマウォッチカンパニーの創業者でもある平岡雅康氏と、時計バイヤーの渡邊達也氏により2019年に設立。1970年代の時計や文化から着想を得て、それを独自の視点と現代的な感性でリデザインすることをコンセプトとする機械式時計ブランド。

■SS(42mm径)。100m防水。自動巻き(Cal.NE86)。27万5000円(※現在は完売)
◎狙い目クロノグラフ
「TYPE-02 MM」
2019年の初期ロット完売後製造が休止していたファーストコレクション待望の再販モデル。スペースエイジとも称される、1970年代の機械式クロノグラフやダイバーズウオッチに着想を得た独自のケース造形美が光る。セイコー/TMI製の自動巻きキャリバー“NE86”を搭載。
【問い合わせ先】
Fukushima Watch Company(フクシマウォッチカンパニー)
info@fwc.co.jp
【注目の国産マイクロブランド②】
OUTLINE(アウトライン)
パワーウオッチやロービートなど数々の時計専門誌を手がける総編集長の菊地吉正が、数多くの時計に長年接してきた経験を生かし、自ら立ち上げたブランド。機械式時計黄金期とされる1940〜60年代をコンセプトに、ヴィンテージの雰囲気を気兼ねなく日常で楽しめる時計を展開している。

■Ref.YK20232-1WH。SS(37.8mm径)。3気圧防水。メカクォーツ(Cal.VK64)。5万5000円
◎狙い目クロノグラフ
「2レジスタークロノ シリーズ Ⅰ(パンダ)」
ポールニューマンの愛称で呼ばれる1970年代の傑作手巻きクロノグラフをデザインベースに、二つ目スタイルにアレンジすることで古典的な雰囲気を強めた一作。メリハリのあるパンダ文字盤と小振りなサイズ感が絶妙で、ブランド随一の人気を誇るロングセラーだ。
【問い合わせ先】
シーズ・ファクトリー
TEL.03-5562-0841
【注目の国産マイクロブランド③】
KUOE(クオ)
2020年に京都で誕生、いまや国産マイクロシーンを牽引するブランド。アンティークウオッチを手軽に楽しめることをコンセプトに、自社で企画・生産・販売まですべてを管理。日本製ムーヴメント搭載、組み立ても日本で行いながら、価格以上の質感のモデルを手の届く価格帯で展開している。

■Ref.rs90012-nv。SS(37mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.NE86A)。25万2800円
◎狙い目クロノグラフ
「ロイヤルスミス 90-012(ネイビー)」
シボ加工とヘアライン加工を織り交ぜた文字盤は3層構造となっており、光の反射によって様々な表情を見せる。加えて、ポリッシュ加工された古典的なブレゲ数字を配置し、往年のアンティークウオッチを彷彿とさせる佇まいに仕上げている。
【実機写真】仕上げの違いに注目!3層構造の文字盤を拡大して見る
【問い合わせ先】
クオ グローバル
info@kuoe-jp.com
海外ブランドだと30万円オーバーが当たり前の機械式クロノグラフだが、それ以下の予算で上質なモデルを生み出している国産マイクロブランド。メカクォーツであれば5万円台と、非常に手頃なモデルもあるのはうれしいところ。次週は、GMTウオッチの狙い目を紹介する。
著者profile◎市村 信太郎
【「性別の垣根を超える腕時計」過去記事】
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■「10万円アンダーで、この作り込み!?」【国産マイクロブランド】まずは手に入れたい“至高のシンプル3針”|性別の垣根を超える腕時計 No.071
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