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【まるで1970年代の近代建築】ケース一体型ブレスレットが硬派な雰囲気を纏うオメガの自動巻きドレスウオッチ

アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。


オメガ
デビル ジャンボレクタンギュラー

今回取り上げるのは、1970年代前半から中盤にかけてオメガが製造していた、デビルの自動巻きレクタンギュラーモデルだ。

オメガのヴィンテージウオッチと言えば、現在でもオメガを代表するコレクションとして君臨する“シーマスター”や“コンステレーション”が挙げられることが多い。しかし、1970年代という時計デザインの黄金期において、オメガがドレスラインであるデビル(De Ville)で表現した前衛的かつ知性に満ちた世界観は、今なお目を見張るものがある。

現代のデビルといえば王道のクラシックドレスが主流だが、本作はスペースエイジデザインとスポーティさも内包した、幾何学的なスタイリングに仕立て上げられている。近代建築を思わせるプロポーションと重厚さを備えた、多面的なレクタンギュラーケースと肉厚なブレスレットが一体化した造形は、ドレスウオッチの中でも他に類を見ない。

【写真の時計】オメガ デビル ジャンボ レクタンギュラー。 Ref.155.007。SS(50×27mmサイズ)。自動巻き(Cal.684)。1970年代製。23万8000円。取り扱い店/WTIMES

【画像:多面的なケース造形や専用のブレスレットの状態を見る(全5枚)

文字盤はブランドロゴとモデル名、自動巻きという最小限の文字、そして細身のバーインデックスと2本の針のみで構成されている。シンプルな面で構成されたフォルムの外装と調和し、それをさらに引き立てるデザインが魅力的だ。

文字盤はブランドロゴとモデル名、自動巻きという最小限の文字、そして細身のバーインデックスと2本の針のみで構成されている。シンプルな面で構成されたフォルムの外装と調和し、それをさらに引き立てるミニマルなデザインが魅力的だ。

ケースサイズはレクタンギュラーウォッチとしては大型の50×27mmであり、このモダンなサイズ感も相まって、腕元で十分な存在感を発揮してくれる。ラウンドケースと比較すると、ケース幅が抑えられているため装着感にも優れており、手首をスマートに見せることも可能だ。

ムーヴメントには、自社製の自動巻きであるCal.684を搭載。同社のレディースウオッチに数多く搭載された小径ムーヴメントであり、レクタンギュラーケースを採用した本作のケースプロポーションを実現するのにも一役買っている。

モノトーンでソリッドな佇まいは、現代のモードなスタイリングやカジュアルなセットアップにも、まるで現代のデザイナーズウォッチのように調和するはずだ。“丸型”という王道をあえて外し、70年代の先鋭的なプロダクトデザインを楽しみたい愛好家に注目してほしい逸品だ。

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文◎LowBEAT編集部/画像◎WTIMES

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