松方 弘樹 -男の肖像時計の選択(パワーウオッチVol.68)

愛用のロジェ・デュブイ。タフな仕様のイージーダイバーとアクアマーレは釣りの際にもよく使っている。シンパシーはややドレッシーな装いのときに

誰もが認める大物俳優、松方弘樹さんの時計コレクションは、さすがに豪華なモデルがずらりと揃っていた。取材にご持参いただいたのは、ダイヤ入りのロレックスやカルティエをはじめ、パテック フィリップ、ピアジェ、コルムなど絢爛豪華なラインナップ。しかし最近もっぱら愛用しているのはロジェ・デュブイだ。

「文字盤が大きくないと見るのがつらくてね。ロジェは大きめでシンプルなところが見やすくて気に入っています。パーティーなどの席ではドレスウオッチも使いますけど、自分は釣りで海に行くことが多いんでダイバーズが多いですね。最近は物欲も昔ほどなくなって落ち着いているけど、買うときは続けて何本も買いますよ」

趣味のマグロ釣りのときも時計は大活躍する。

「力勝負だと思っている人が多いけど、むしろ頭脳プレーが重要です。釣りには魚がよくかかる朝夕の時間帯があるし、満潮と干潮を知っておくことも大事。悠長な趣味だと思われがちだけど、時間の流れを気にしていないといけないから僕みたいにせっかちな人じゃないと向いてないね(笑)」

過去には磯釣りはもちろん、へらぶな、鮎など釣り全般に加えて、ゴルフやダイビングなどのスポーツ、クレー射撃や猟銃を使ったハンティングにもはまった。「どんな遊びだってとことんやり尽くして極めていかないと面白くない」という言葉のとおり、へらぶなにはまったときは、釣り堀まで作ったというから驚きだ。しかし、そんな趣味のなかでもマグロ釣りは別格のようだ。

「ダイビングをやったことで、磯釣りがバカらしくなっちゃった。だって海のなかだと、魚もいないポイントにみんな糸を垂らしているのが見えちゃうからね(笑)。マグロも一度はやめようと思ったけど400キログラムを超えるようなヤツがまだいるし、僕の方が負けちゃうこともあるから面白い。でも、最近は海からマグロの匂いがしなくなったね。300キログラム超えの大物になるには15年以上かかるのに、アジアではトロールで小さいのも卵を持ったのも乱獲しちゃう。だからアジアのマグロは減っているんです。僕は釣りを通じてマグロの広告塔をやっているようなところもあるから、今後は海洋資源の大事さも広めていきたいですね」

 

松方 弘樹俳優
HIROKI MATSUKATA 1942年7月23日、東京都生まれ。俳優の近衛十四郎の長男。17歳で映画『十七歳の逆襲・暴力をぶっ潰せ』でデビューし、『仁義なき戦い』シリーズ、『柳生一族の陰謀』などヒットを連発。1991年には『江戸城大乱』で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞し、名実ともに日本映画界を代表するトップスターの座を歩み続けている。趣味の海釣りはプロ級の腕前で、2009年には自身が釣り上げた325キログラムのクロマグロがセリで400万円超の高値をつけたことでも知られる。

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