【腕時計トラブルQ&A】簡単なセルフケアを実践するだけで時計は長持ちする!?

 今回は、夏場に多くあるトラブルとセルフメンテナンスに関するユーザーの素朴な疑問についてお答えします。

Q1. 風防の内側に水滴が付いてしまった。

A. 時間が経つほどに状態は悪化するので放置は厳禁!

「ふと気がついたら何だか風防が曇っている。こんなときは時計のなかに水が侵入している可能性が高いため、いち早くメンテナンスを受けたほうがいいでしょう。ドライヤーを当て、水分を逃がすという方法もありますが、これはあくまでも応急措置。曇った状態が3日も続くとサビが内部のムーヴメントを浸食し始めます。こうなると最悪の場合、時計が動かなくなってしまうこともありますので注意が必要です。なお、曇りの主な原因は、気密性のカギとなるパッキンの劣化。早いうちなら通常の分解掃除料金で済みますが、サビが進行すればするほど修理費用はかさむので対処は早いほうが良いでしょう」

 

Q2. レザーベルトがなんだか臭う……

A. 取り換えをおすすめします。

「レザーベルトは基本的に消耗品であり、こまめにセルフケアしていたとしてもできれば1〜2年くらいで交換したいところです。夏場は特に汗を吸収してしまうためベルトがヘタレやすく、使い続けた場合、1シーズンでダメになってしまうことも。異臭を放つほどともなると、衛生的にもおすすめできませんので、ベルトを新調しましょう。安いものであれば1000円台から購入でき、いまは種類もかなり豊富ですので、気に入るベルトはきっと見つかるはずです」

 

Q3. 着用後に時計を拭くだけでもトラブルが少なくなるって本当?

A. 本当です。セルフメンテナンスを習慣付けましょう。

「“拭くだけ”と侮ることなかれ。実は時計に起こるトラブルには、日々蓄積された汚れが原因となっているものが少なくありません。着用後にはセーム革などで必ずキレイに時計を拭くという簡単なセルフメンテナンスを実践するだけで、汚れの蓄積が軽減され、結果的に時計の寿命を延ばすことにも繋がります。なお、ここで注意してほしいのは、“力任せにやらないこと”と“水洗いしないこと”の2点。無理に汚れを落とそうとすると、かえって時計を傷めてしまうこともありますのでご注意を」

 

文◎堀内大輔(編集部)

 

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