新旧エクスプローラー IとIIの値動きに注目。主要モデル実勢価格相場|【ロレックス】通信 No.103

 4月7日の新作発表で話題を呼んだ新型エクスプローラー I (正式名に「 I 」は付かないが区別するために使用)と II 。日本でも流通するようになってから約2カ月。現在の実勢価格はどうなっているのか、新旧併せてチェックしてみた。

 まず生産終了が決まり驚異的な高騰をみせた旧型の新品相場から見ていくと、エクスプローラー I (Ref.214270)が150万円台半ばから後半といまだに高止まりしている。一方の II (Ref.216570)だが、これがまたややこしい。黒文字盤タイプは130万円とだいぶ下がったのだが、デイトナの白文字盤人気の影響らしい、 II に至っても白文字盤タイプの人気が高く、160万円台半ばと同じモデルながら30万円もの差があるという異常な状況だ。

左が現在新型よりも実勢価格が高値で流通する旧型エクスプローラー I (Ref.114270)、右は同じく高騰する旧型のエクスプローラー II (Ref.216570)の白文字盤

 対して今回登場した新型の実勢価格だが、 I (Ref.124270)は流通が始まった当初は180万円台だったものの、現在130万円台とだいぶ下がり、いまでは旧型よりも20万円ほど安い。ある並行輸入店が「新型が流通するようになってから、旧型が売れなくなった」と言っていたこともあって、旧型ももう少し下がるのかと思っていたがそれほどでもない。

 この I については、今回のモデルチェンジでケースサイズが以前のサイズに戻されるなど外見的にも大きく変わった。つまり旧型の39mmケースは今後出てこない可能性もあったりするのだ。おそらくこんなことも背景にあるのかもしれない。

 それに対して II (Ref.226570)は白文字盤が160万円台後半、黒は150万円台半ばと、こちらも色違いで価格差が生じているという状況は同じ。いずれにせよ遅れて市場に流通した II については I に比べて商品数自体がまだ少ないためい高止まりしている感じだ。

わずか1カ月で22万円も実勢価格が高騰したヨットマスター40

 さて、今回の定点観測を見てみると、実はもうひとつ気になることがある。それはヨットマスター40(Ref.126622)である。6月中旬時点で170万円前後だった実勢価格はわずか1カ月で22万円も高騰してしまったのである。もし購入を考えているならば、そのあたりの事情も確認したほうがいいかもしれない。

 また、デイトナもこの1カ間で32万円アップしているが、これは直近1週間で20万円以上も高騰したことによるものだ。

■ 主要11モデルの月間ロレックス相場(7月16日更新)
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【GMTマスターII/Ref.126710BLRO】国内定価102万800円
・実勢価格:249万円→248万円(↓) 先月より1万円ダウン

【デイトナ/Ref.116500LN】 国内定価138万7100円
・実勢価格:354万円→386万円(↑) 先月より32万円アップ

【サブマリーナーデイト/Ref.126610LN】 国内定価94万3800円
・実勢価格:176万円→175万円(↓) 先月より1万円ダウン

【サブマリーナーデイト グリーン/Ref.126610LV】 国内定価98万7800円
・実勢価格:225万円→228万円(↑) 先月より3万円アップ

【ミルガウス/Ref.116400GV】 国内定価87万6700円
・実勢価格:117万円→122万円(↑) 先月より5万円アップ

【ヨットマスターロジウム/Ref.126622】 国内定価126万5000円
・実勢価格:170万円→192万円(↑) 先月より22万円アップ

【ディープシー/Ref.126660】 国内定価133万1000円
・実勢価格:159万円→163万円(↑) 先月より4万円アップ

【エアキング/Ref.116900】 国内定価67万6500円
・実勢価格:102万円→108万円(↑) 先月より6万円アップ

【デイトジャスト/Ref.126200】 国内定価74万3600円
・実勢価格:85万円→93万円(↑) 先月より8万円アップ

【エクスプローラーII/Ref.226570】 国内定価87万5600円
・実勢価格:168万円 ※今回より新型に変更

【エクスプローラーI/Ref.124270】 国内定価68万7500円
・実勢価格:139万円 ※今回より新型に変更

菊地 吉正 – KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。

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