2022年新作速報

【2022年新作時計速報】カルティエ|“時間”という概念から生み出された数々のタイムピース

 今年もオンラインにてWatches&Wonders2022が開催された。そこで発表された、“CARTIER(カルティエ)”の最新ウオッチ コレクションを早速お届けしていきたい。

 カルティエの今年のテーマは、“カルティエにとって時間とは、単なる計測の対象ではなく、自らに寄り添うもの”。つまりカルティエにとっての“時間”という概念を、それぞれのコレクションをとおして体現しているという。

 この強力なビジョンは、時計デザインでの表現から、ある種の時間の知覚や体感に至るまで、メゾンにおける時間の探求全般に貫かれている。
 創業から1世紀以上にわたる時計製造の進歩をとおして確立されたカルティエのスタイルは、いまなお現代の表現方法によって深みを増しているのだ。

 

》カルティエ - 新作コレクション01
パシャ ドゥ カルティエ
 1980年代に誕生し、時代のあらゆる人々に愛されてきた“パシャ ドゥ カルティエ”。
 “パシャ”というコレクション自体は80年代より以前に誕生しており、当時メゾンの顧客であったマラケシュの太守(パシャ)のエル・ジャヴィ公にちなんで名付けられている。

■K18YG(41mm径)。自動巻き(Cal.1847 MC)。ブルー、ダークグレーアリゲーターベルトの2本付属。227万400円(予価)

 1943年に誕生した防水時計用に装備された保護用グリッド。長年、この鮮烈なデザインは採用されていなかったのだが今年復活。歴史的なアーカイブピースが帰ってきたのだ。
 メゾンは複雑なバネで構成された四つの微細なクラスプが支える新システムを開発。グリッドを取り外し可能にした。これによりグリッドあり、なしの二通りのデザインが楽しめるのだ。

 

■(左)自動巻き(Cal.1904-CH MC)。120万1200円(予価)。(右)自動巻き(Cal.1847 MC)。84万7000円(予価)。ともにSS(41mm径)。それぞれダークグレーアリゲーターベルト、スマートリンクスチール製ブレスレットの2本付属

 チャコールグレー文字盤の“パシャ ドゥ カルティエ”も登場。こちらはグリッドデザインから一転、シンプルなクロノグラフと3針モデルで展開した。
 ケースもステンレススチールのためゴールドモデルより手頃な価格で入手しやすいほか、シーンを問わず着用できる。

 

■(左)SS。108万2400円(予価)。(右)K18PG。245万5200円(予価)。ともに41mm径。自動巻き(Cal.1904-LU MC)。それぞれブルー、グレーアリゲーターベルトの2本付属

■SS(ブラックADLC加⼯、41mm径)。自動巻き(Cal.9624 MC)。331万3200円(予価)。ブラック、ダークグレーアリゲーターベルトの2本付属

■K18PG(41mm径)。手巻き(Cal.9552 MC)。990万円(予価)。ブラック、ダークグレーアリゲーターベルトの2本付属

 さらに「パシャ ドゥ カルティエ」からは、より機械式時計の楽しみを味わえるムーンフェイズ、スケルトン文字盤、フライングトゥールビヨンを搭載したモデルが登場。
 ムーンフェイズモデルはシルバー文字盤をベースとし、インデックス、針、ムーンフェイズディスクなどをブルーに統一することで華麗なコントラストを効かせている。
 スケルトン文字盤には、これもまたスケルトナイズされたムーヴメント、キャリバー9524 MCを搭載。大きなアラビア数字インデックス、サークルの中に書かれたスクエアのデザインも相まって、力強いスタイリングが実現した。
 またフライングトゥールビヨンモデルに採用された自社製トゥールビヨンのケージは、CARTIERの“C”の字を模したデザインを採用している。

 

》カルティエ - 新作コレクション02
サントス デュモン

■(左)ボルドーラッカー。Pt。世界限定150本。252万7200円(予価)。(中)ベージュラッカー。K18PG。世界限定250本。168万9600円。(予価)。(右)ブラックラッカー。SS。72万500円。(予価)。すべて43.5×31.4mmサイズ。手巻き(Cal.430 MC)

 1904年にルイ・カルティエが友人の飛行家アルベルト・サントス=デュモンのために制作した“サントス デュモン”。飛行中でも時間が確認できる、初の男性向けウオッチとして誕生した歴史をもつ。
 オリジナルモデルのピュアなデザインはそのままに、2022年はボルドーとプラチナや、ベージュとピンクゴールド、またブラックとステンレススチールというまったく異なる三つのバリエーションで展開。
 これらはすべて共通して、表面にラッカーを薄く塗って手作業でポリッシュ仕上げがされている。

 

》カルティエ - 新作コレクション03
マス ミステリユーズ

■Pt(43.5mm径)。自動巻き(Cal.9801 MC)。世界限定30本。3250万円(予価)。ブラック、セミマットダークグレーアリゲーターベルトの2本付属

 カルティエのオートオルロジュリーが新たに生み出した“マス ミステリユーズ”。
 なにが“ミステリー”かというと、写真でわかるとおり針が空中に浮いて見えるということだ。
 このミステリー機構は、メゾンがミステリークロックとして1910年に開発。以降改良が幾度となく施され腕時計のケースに合わせて小型化されてきた。今回の新作にはさらにひねりが加えられ、ローター部分にパーツが集約されたというわけだ。

 搭載された自社製ムーヴメントは、キャリバー 9801 MC。約8年にもおよんで開発された。
 伝達や調節を司るパーツをローターに一体化するだけでなく、さらにその動きを可視化するべく文字盤、ローターをスケルトン化。
 究極のミステリーウオッチが誕生したのだ。

 

【画像】W&W2022で発表された、ほかのカルティエ ウオッチコレクションはこちら

 

カルティエ 公式サイト
https://www.cartier.jp/

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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