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【39mm以下でチョイス!】 ブルーをあしらった復刻系の軍用航空時計タイプ3選

【ラコ|パイロット アーヘン39 ブラウシュトゥンデ】

Ref.862103。SS(39mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.Miyota 821A)。6万500円

 ドイツブランドの“ラコ”。かつて1940年代当時にドイツ軍の依頼により軍用時計を製造し納入していたサプライヤーのひとつだ。これは当時ドイツ空軍向けに作られていた通称「Bウオッチ」のデザインを再現。インデックスに1から12ではなく秒表示を大きく配したこのタイプは、爆撃機のナビゲーター用だったものだ。

 なぜ秒表示が大きいかというと、爆撃拠点の位置を正確に記録するため夜間の偵察の際に、暗い中でも秒単位で正確に経過時間を知る必要があったからである。そんな歴史的なモデルを39mm径の程よいサイズにして、ブルーの文字盤にグレーのNATOベルトを合わせるなど、現代的な雰囲気に仕上がっている。

ラコ公式WEBサイト
https://laco1925.jp/SHOP/WT-LACO-862103.html

【アウトライン|セコンドセッティング】

Ref.20222-2BL。SS(38mm径)。10気圧防水。自動巻き(日本製Cal.Miyota 9039)。シースルーバック。5万5000円

 1940年代にイギリス空軍やアメリカ軍に制式採用された航空時計の名作 “ウィームス・セコンドセッティングウオッチ”から着想を得て再現。経過時間を秒単位まで細かく確認するために考案された双方向に回転する通称ウィームスベゼルを装備、そのベゼルが回転しないようにロックするための大きめのストッパーなども当時のものに忠実に再現している。

 軍用時計らしい無骨な作りながら、文字盤にブルーグラデーションを採用し、ヴィンテージ調のブルーベルトを合わせるなどレトロモダンな雰囲気。38mm径と着けやすいサイズ感も大きな魅力だ。

アウトライン公式サイト

文◎川田健人(編集部)

 

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