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【魅力はペプシカラーだけじゃない】 39ミリのベゼル径など当時に近い絶妙なサイズ感!【no.117】

昼夜を判別するために青と赤に色分けされた配色がアメリカの大手飲料メーカーに似ていることから愛好家の間で“ペプシベゼル”の愛称で呼ばれる人気ベゼルを再現。ご覧のように手首が貧弱な筆者が着けると大きく感じるが、一般的な体型の人なら手首の幅にいい感じで納まるはずだ

現在、時計の人気セレクトショップ“チックタック(TiCTAC)”で先行発売中(全国取り扱い店舗は記事後半に掲載)のアウトラインとのスペシャルコラボ第4弾 “GMT-1950”。いよいよ本日より当サイトのオンラインSHOPでも販売をスタートした。そこで今週のアウトラインNEWSでは、開発にあたってこだわったポイントのひとつ、オリジナルに近いサイズ感について触れてみたい。

ここ10年ぐらい前からだろうか、海外の歴史ある高級ブランドから、1960年代以前に製造された歴史的モデルの復刻版が続々とリリースされている。オメガが2017年に1957年製スピードマスター、シーマスター300、レイルマスターを復刻した“1957 トリロジー リミテッド エディション”は当時の時計をベースにデジタルスキャニング技術を使い図面を起こしケースサイズも含めて忠実に再現されたことで愛好家から称賛された。ただ、これは稀なケースで他の復刻モデルとなると、デザインこそ「おっ」と思えたとしてもケースサイズは大型化されていることが多い。

ケース径37mm、ベゼル径39.3mm、そしてケース厚10.95mm(ドーム風防除く)と、当時のオリジナルにかなり近い数値にこだわって開発

大柄な海外の人からすると1960年代の小振りなサイズだと小さくてセールス的に厳しいという考えもあるのかもしれないが、アンティーク好きの筆者からすると、実物を見て手首に載せたときにそこがいつも残念に感じてしまう。アウトラインが、オリジナルのサイズ感を一番重要視して開発しているのはそのためなのだ。

今回のデザインのベースとなったオリジナルは、40mm径ぐらいと大きいと思われがちだが、実際には意外にサイズは小さくて薄い。そこで開発にあたっては着けたときの雰囲気と着け心地を大切にするべく、ケース径37mm、ベゼル径39.3mm、そしてケース厚10.95mm(ドーム風防除く)と、当時のオリジナルにかなり近い数値にこだわって開発させていただいた。

ペプシカラーの古典的な色合いもさることながら、ぜひそのサイズ感と着けたときの雰囲気にも注目してもらえたらと思う。

【画像】細部や着用など“GMT-1950”の写真をもっと見る!(20枚)

(上)Ref.YK20234-1PPBK (下)Ref.YK20234-2PPWH。SS(ケース径37.0mm、ケース厚10.95mm)。5気圧防水。自動巻き(日本のMIYOTA製Cal.9075)。初回生産200本。各9万9000円(税込)

当サイトのONLINE SHOPで販売中
https://shop.powerwatch.jp/webshop/

アウトライン公式WEBサイト
https://outlinewatches.tokyo/collection/gmt1950

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