セイコー、アンダーンほか【10万円以下〜20万円台まで】価格帯別！“最注目ダイバーズウオッチ”を厳選

2025年9月26日

高い防水性と実用性を備え、屈強なデザインの多いダイバーズウオッチ。クロノグラフと並んで腕時計界で大きな支持を集める一大ジャンルで、各ブランドから様々な価格帯のモデルが発売されている。

そこでこの記事では、10万円以下、10万円台、20万円台の三つの価格帯において注目のダイバーズウオッチを厳選。デザイン、スペック、コストパフォーマンスの高さを兼ね備えた３モデルを紹介する。

【最注目ダイバーズウオッチ＜10万円以下＞】

UNDONE (アンダーン)
アクア・カーボン・マギー

■Ref.COL-AQD-MAT。フォージドカーボン（43mm径）。300m防水。自動巻き（Cal.NH35A）。9万9000円

カスタマイズウオッチの人気に火を付けた先駆的ブランドにして、近年はオリジナルの本格機械式モデルやユニークなコラボウオッチを相次いで発表しているアンダーンの注目作。

本作はイギリスを拠点とする海洋保全団体“Manta Trust（マンタ・トラスト）”との正式コラボによって誕生した、ブランド初のフォージドカーボン製ダイバーズウオッチ。オーデマピゲのロイヤルオークオフショアなどにも採用されている高級素材を10万円以下で楽しめるのが最大の魅力だ。

また、レーザー彫刻が施された“波状”文字盤も特徴のひとつ。光の当たり方によって陰影が生まれるため、ケースと同じブラックのワントーンだが存在感は抜群だ。さらに、紫外線を当てると3時位置にマンタのシルエットが浮かび上がる秘密のディテールにも注目。

ムーヴメントはセイコー製の“Cal.NH35A”を搭載。モデル名の由来である“マギー”の姿をデザインしたローターを採用しており、すりガラスのような質感のシースルーバックからその動きを楽しめる。

【問い合わせ先】
UNDONE JAPAN サポートチーム
support@undone.co.jp

【最注目ダイバーズウオッチ＜10万円台＞】

Nivada Grenchen（ニバダ・グレンヒェン）
アクアマー（ストーングレー）

■Ref.32068A01。SS（38mm径）。200m防水。自動巻き（Cal. SOPROD P024）。19万2500円

ニバダ・グレンヒェンから、1960年代後半に誕生した歴史的ダイバーズウォッチを現代に蘇らせた注目モデル“Aquamar（アクアマー）”。

南極探検（Antarctic）シリーズのDNAを受け継ぎ、ヴィンテージの魅力とプロフェッショナル仕様のスペックを融合した本格ダイバーズウオッチ。最大の特徴は、サンドイッチスタイルの文字盤による革新的なデザイン。

下層の文字盤ディスクには二つの異なるスーパールミノバが塗布されており、ディスクは24時間で1回転する。日付が変わるとインデックスの仕様が変化するため、ひとつの時計でホワイトとヴィンテージベージュ、二つのインデックスを楽しめるのだ。

ムーヴメントにはスイス製の“SOPROD P024”を搭載。カラーバリエーションは上写真のグラファイトブラックのほか、ジーンブルー、ストーングレーの3色が展開されている。

【問い合わせ先】
エイチエムエスウォッチストア表参道
TEL.03-6438-9321

【最注目ダイバーズウオッチ＜20万円台＞】

SEIKO PROSPEX（セイコープロスペックス）
ダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT

■Ref.SBEJ029。SS（42mm径）。300m空気潜水用防水。自動巻き（Cal.6R54）。24万7500円

セイコープロスペックスより、セイコーダイバーズウオッチ60周年という節目を記念する特別なモデル。

当時世界最高水準のハイビートムーヴメントを搭載し、1968年に登場したセイコーのプロフェッショナルダイバーズウオッチのデザインコードを継承。ケースとブレスレットには、セイコー独自の表面加工技術であるダイヤシールドを施すことで耐傷性と強度を確保している。

ムーヴメントには、約72時間のロングパワーリザーブでGMT機能を備える新キャリバー“6R54”を搭載。ブレスレットにはレギュラーモデルでは初となる、最大約15mmの調整幅で約2.5mmずつ6段階で調整を行うことができるバックルを採用しているのもポイントだ。

強度と美観を兼ね備えたセラミックをインサートした逆回転防止ベゼルも存在感を主張。300m空気潜水用防水ダイバーズらしい雰囲気に仕上がっている。

【問い合わせ先】
セイコーウオッチお客様相談室
TEL.0120-061-012

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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