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10万円以下の予算で買う!【コスパ最強“ソーラーウオッチ”3選】ティソ、テクネなど、舶来時計ブランドの狙い目モデル

国産ブランドがしのぎを削ってきたソーラーウオッチだが、近年は海外のメジャーブランドもラインナップを拡充してきた。技術革新によって、時計としての質を高めたモデルが生産できるようになったことが背景のひとつだが、“SDGs”に対する意識の高まりも要因だろう。

欧米の時計界では多くのブランドが持続可能な開発目標に向けて、エコな新素材の開発や、環境保護活動の支援を積極的に行っている。その一環としてソーラーウオッチが注目されたわけだ。

機能性を追求しつつ、独自性の高いモデルを展開する傾向が強い国産ブランドに対して、海外の時計ブランドは、機械式時計の雰囲気を残したコレクションを展開しているのが特徴のひとつ。今回は、10万円以下の価格帯で、狙い目のソーラーウオッチを厳選してみた。

【画像】10万円以下で3種、“本格派”時計ブランドのソーラーウオッチを見比べる


RUHLA

■Ref. 4640M-5SP 。SS(40mmサイズ)。10気圧防水。ソーラー(セイコーエプソン製Cal. VS55)6万9300円

RUHLA(ルーラ)
スペース・コンソールソーラー

ドイツチューリンゲン州ルーラで1929年に時計製造を開始した老舗ブランド。第2次世界大戦後は東ドイツ地域に属し、旧共産圏諸国ではトップブランドとなる。東西ドイツ統一後に休眠状態となったが、2019年に時計ブランドとして復活を果たした。

本作はセイコーエプソン製ムーヴメントを搭載したソーラーモデルだ。ソリッドなブレスレット一体型ケースにグラデーション文字盤を組み合わせた意匠が、ソーラーモデルとは思えないレトロな雰囲気を醸し出す。

RUHLA_dial

光沢を備えたグラデーション文字盤が魅力的。文字盤の下にソーラーセルを備えた一般的な仕様のモデルだが、まるで金属製文字盤を思わせる上質な雰囲気を感じさせる。

機能面は、停止した状態からフル充電まで約8時間(フル充電で約5カ月稼働)。文字盤の9時位置にパワーリザーブインジケーターを備え、ケース4時位置にパワーリザーブの針ずれを修正するボタンを装備。リューズを2段引きした状態でボタンを押すと針が0位置に移動し、ボタンを押し続けることで修正が完了する。

※約5000ルクス(窓から差し込む昼光程度)の場合

【問い合わせ先】
TSK JAPAN
Tel. 090-2546-4159


TISSOT

■Ref.T151.422.11.031.00。SS(39mm径)。10気圧防水。ソーラークォーツ。7万4800円

TISSOT(ティソ)
PRC 100 ソーラー 39mm

革新的な“ライトマスター ソーラー テクノロジー”を搭載したスイス製クォーツムーヴメントを搭載。一般的なソーラーウオッチは文字盤の下にソーラーセルを配置するが、本作ではサファイアクリスタルのディスクに微細なハニカム構造のソーラーセルを圧着して発電を行う。従来のシステムよりも受光率が高いため、文字盤の素材や装飾に制限がなく、妥協のないデザインが実現できるわけだ。高級感のあるサンレイ文字盤は、その象徴だ。

サファイアクリスタルのディスクに圧着された微細なハニカム構造のソーラーセルで発電。金属製の文字盤を採用することで、一般的な時計と遜色のない質感を実現している。

機能については、サファイアクリスタル風防を通過した光を余す所なく受光して充電を行い、フル充電では暗闇でも14カ月間の連続駆動を実現。10 分間の受光で24 時間分の動力を確保する。耐久性に優れた設計により、標準の2年間に加えてさらに1年間、合計3年間の延長保証を付帯しているのも特徴だ。

※約5000ルクス(窓から差し込む昼光程度)の場合

【問い合わせ先】
ティソ
TEL.03-6254-5321


Techne

■Ref. Meteorite。SS(37mm径)。20気圧(200m)防水。ソーラー(MIYOTA Cal.2070)。100本限定。7万4800円

Techne(テクネ)
マリーンオフショア

“ヴィンテージとテクノロジーの融合”をコンセプトに、1970年代のクラシックダイバーズウオッチを彷彿とさせる意匠を採用したテクネの新作。最大の特徴とも言えるのが文字盤だ。文字盤外周から光を取り込むミヨタのソーラームーヴメントを搭載し、従来困難だった鉱物素材のソーラー化を実現した。文字盤の素材には “ムオニナルスタ隕石”を採用し、特有のウィドマンシュテッテン構造が、唯一無二の表情を生み出している。

文字盤下にソーラーセルを設置する一般的なソーラーウオッチと異なり、外周にリング上のソーラーセルを設置。文字盤の素材に制限がないため、メテオライト文字盤を実現できた。

直射日光下の場合は約8時間でフル充電が完了し、約4カ月間の連続駆動が可能。1日分(24時間駆動)の充電であれば、同じく直射日光下で9分〜35分ほどで動力を確保できる。電池残量が減少した状態になると、約2日間、秒針が2秒ごとに動き充電が必要なことを知らせ、充電されると針は1秒運針に移行。電池の残量が減少した状態でも、10秒間光を当てるだけで、時計が動き出すため、実用性も高い。

【問い合わせ先】
エイチエムエスウォッチストア 表参道
TEL.03-6438-9321

【画像】10万円以下で3モデル、“本格派”時計ブランドのソーラーウオッチを別アングルで見る

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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