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【あのフランク ミュラーが監修する新鋭のスケルトン時計】 工芸的な手巻きとモダンな自動巻き、機械式スケルトンの新作に注目

 機械式時計の魅力は様々あるが、最大の魅力と言えるのが、ゼンマイを動力に、精緻なパーツを組み合わせて正確に時間を表示する機械式ムーヴメント。長い歴史のなかで技術を高めながら継承されたメカニズム、職人が手作業で組み上げるという特別感に加え、その機能美を感じさせるメカニカルな造形が、時計好きを魅了してやまない。

 そして、そんな機械式ムーヴメントの機能美と独特のメカニズムを、デザインの要素として最大限に際立たせたのが、 “ロベルト カヴァリ バイ フランク ミュラー”の“RV1G060”と “RV1G106”だ。

 “ロベルト カヴァリ バイ フランク ミュラー”は、イタリアのファッション界を代表するデザイナーのひとりであるロベルト・カヴァリ氏と、スイスの高級時計ブランド“フランク ミュラー”の共同ブランディングから誕生した新鋭ブランドであり、いずれのモデルもスイス製の機械式ムーヴメントを搭載しっつ、同じスケルトンでも雰囲気の異なるデザインに仕上げられている。

 また、この両コレクションともに、針、インデックス、ケースに関して、このモデルのために一から製作されたオリジナルパーツを採用している点も魅力のひとつ。

 時計の印象や上質感はパーツの作りに大きく左右されるが、製造に手間のかかる複雑で立体的なケース、インデックス、針を採用したことで、ほかとひと味違う機械式のスケルトンモデルに仕立てられている。細部に注目するとその品質へのこだわりを実感してもらえるはずだ。


【編集部おすすめモデル:其の1】
ロベルト カヴァリ バイ フランク ミュラー(roberto cavalli BY FRANCK MULLER)
RV1G060

 現行のメンズウオッチでは珍しくなった手巻きムーヴメントを採用したスケルトンモデル。モダンな外装とクラシックなスケルトンムーヴメントのコンビネーションが、手首で存在感を主張している。

 スケルトン文字盤に加えて、ベゼル、ケースのデザインも大きな魅力。ベゼルは六角形の六つの角にネジを配置し、その間に凹みを付けてアクセントを加えた立体的な造形に仕上げられており、ケースサイド、ケースの前面にも同様の凹みデザインを採用している。

 このモデルはスタイリッシュなオールブラック仕様。ヘアライン仕上げのブラックケースと文字盤外周の赤い目盛りのコンビネーションが都会的な雰囲気を醸している。

■RV1G060M0081。SS(45mm径)。10気圧防水。手巻き(スイス製)。38万5000円


【ディテールをチェック】

 ネジ留めされた重厚なベゼル、エッジを立たせた六角形のケース、ケースとエンドピースでシームレスに連動したソリッドなブレスレットと、金属の重厚な質感を際立たせた仕上げと意匠が個性を主張。手巻きモデルのため約9mmと薄型のデザインなのも魅力と言えるだろう。


 正面に加えて裏面にもスケルトン加工を施しており、シースルーバックからもスケルトン加工を施した手巻きムーヴメントを鑑賞することができる。地板を肉抜きしたことでパーツの造形を際立たせており、ムーヴメントの造形と動きを細部まで楽しむことができる。


【多彩なバリエーションも魅力】


RV1G060L0041
36万3000円


RV1G060M0061
38万5000円


RV1G060M0051
38万5000円

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