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新米記者が見つけた! 10万円アンダーのユニーク腕時計、第6回“THE ELECTRICIANZ(エレクトリシャンズ)”

新米女性編集者の松本由紀が、ユーザーの方と同じ第3者の目線で、“ちょっと変わった面白い腕時計”を毎週紹介!

 だんだんと気温が上昇し、腕元に注目が集まりやすくなってくるこの時期。会社に着けていくベーシックな腕時計とは180度違う、個性的なギミックウオッチを休日に着けてみるのはいかがだろうか。

 今回紹介するのも、そんな個性的なデザインが特徴のモデル。街行く人が振り返ること間違いなし(?)の、“THE ELECTRICIANZ(エレクトリシャンズ)”の“The Cable Z(ケーブルZ)”だ。


 スイスのデザイナー、ローレン・ルーフェナハトが創設した“エレクトリシャンズ”。ブランド名である“エレクトリシャンズ”とは、日本語では電気技師、電気工という意味で、その名の通り“電気”をモチーフとした腕時計を展開。一度見たら忘れられない、インパクトのあるデザインウオッチとして注目を集めている。

》ガジェット感×こだわりのディテールの融合がポイント

 パッと見は、おもちゃっぽく見えるが、メタルフレームを採用した時間表示、それぞれ違うデザインを採用した時分秒針、反射防止加工の立体的なハードミネラルK1ガラス風防など、ディテールの作りがしっかりしているのでチープ感は感じさせない。ベルトのステッチの色、針の色合い、エレクトリックブルーのベルトと、サンダーイエローのケースと、コントラストを効かせたカラーリングも魅力的だ。

 さらに注目して欲しいのが文字盤だろう。電気の配線をイメージした5本の線が左側に施されているのだが、通常ならば表には見せないカラフルな配線をあえて見せているというのが、実にオシャレな発想だ。私はこの遊び心あふれるカラフルな配線デザインが、特に気に入っている。

 ちなみに、14時位置のプッシャーを押し込むと時間表示のインダイアルが発光するのも特徴のひとつ。明かりがない場所でも時間を見ることができるという実用的なメリットもあるが、単純に文字盤が光るというのが面白い。

 写真は今回紹介する時計とは別のモデルだが、インダイアルの発光の仕方はほぼ同じ。メカニカルな文字盤が光る様子は、見た目にもかなりのインパクトがある。


■Ref. ZZ-A1A。強化ナイロンケース(45mm径)。3気圧防水。クォーツ。5万1840円

 ホワイトレザーNATOベルトのタイプもあり、ホワイトとイエローの配色がカラフルでありつつすっきりと着けやすい印象を感じさせる。エレクトリックブルーのベルトだと少し派手だな、と感じる人にはホワイトレザーNATOベルトのモデルをオススメしたい。


■強化ナイロンケース(45mm径)。3気圧防水。クォーツ。5万1840円

 着けているだけで話題のネタになりそうなギミック感満点の“エレクトリシャンズ”。メカニカルデザインを楽しむのはもちろん、コーディネイトのアクセントとしてもオススメなので、気になった人はぜひチェックしてみてほしい。

文◎松本由紀(編集部)

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