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セイコーの先進技術を象徴する、世界初のGPSソーラーウオッチ【語れる名作教えます。|No.08】

機能とデザインの両面でセイコーの歴史を体現

 新たな駆動機構の開発が激化していた1969年にセイコーが世界に先駆けて発売したクォーツウオッチ“クオーツ アストロン”。機械式では到達できない月差±5秒以内という圧倒的な精度を実現したこの時計は、時計産業の勢力図を塗り変え、機械式からクォーツへとシフトする流れを生み出した。

1969年に発売された世界初のクォーツ式腕時計、クォーツ アストロン。直径30mmのサイズに水晶振動子と時計用IC、ステッピングモーターを搭載し、当時の標準的な機械時計の約100倍にあたる月差±5秒、日差±0.2秒と圧倒的な高精度を実現。当時の販売価格は45万円(大卒初任給の月給が約3万1000円)。その価値の高さがうかがえる。

 “セイコー アストロン”は、そんな歴史的モデルである“クオーツ アストロン”から名称を受け継いで2012年に登場した世界初のGPSソーラーウオッチだ。地球上のどこにいてもGPS衛星からの電波を受信し、緯度・経度・高度の情報を取得することで現在地を特定し、すばやくその場所の正確な時刻を表示する先進の機能が特徴となっており、第3世代に当たる現行の“5Xシリーズ”は18年に登場。

 第1世代の7Xシリーズも消費電力に優れたモジュールを独自開発し搭載した革新的なモデルであったが、第2世代の8Xでは基本性能に関わる基幹部品(GPSモジュール、電源システム、アンテナなど)を改良し、時計全体で約4割の省エネルギー化と、ウオッチヘッドの体積で約30%という大幅なダウンサイジングを達成。現行の5Xではさらなる低消費電力化を実現し、ケースも44.6㎜から42.7 ㎜へダウンサイジングされている。

 また、“5Xシリーズ”は、カーブを描くオーバルケースのシルエット、大きく張り出したラグ、細身のベゼルなど、ルーツである1969年のクオーツ アストロンから象徴的なディテールを受け継ぐモデルも多くラインナップ。革新を続けるセイコーの歴史を機能とデザインの両面で体現するコレクションといえるだろう。


》編集部の注目モデル
SEIKO ASTRON(セイコー アストロン)
グローバルライン オーセンティック 5X セイコー創業140周年記念限定モデル


 セイコー アストロンの高機能機をベースにした創業140周年の限定モデル。清潔感のあるシルバーホワイトの文字盤にブルーセラミックス製のベゼルを組み合わせ、洗練されたスポーティなデザインに仕上げた。時分秒針それぞれに独立したモーターを搭載することで実現する高速タイムゾーン修正、簡単なボタン操作でホームとローカルタイムが瞬時に切り変わるタイムトランスファー機能など、ユーザビリティーの高さも魅力だ。

■Ref. SBXC093。SS(ダイヤシールド加工/42.7mm径)。日常生活用強化防水(10気圧)。GPSソーラー(Cal. 5X53)。数量限定1400本。25万3000円


》シンプルな3針モデルも新たにラインナップに追加

SEIKO ASTRON(セイコー アストロン)
グローバルライン オーセンティック3Xシリーズ

 新たにラインナップに加わった、39 mmケース採用の3針モデル。カーブを描くオーバルケースのシルエットなど、1969年に発売された“クオーツ アストロン”から継承した意匠、高級感のあるセラミックスベゼルの組み合わせにより、オンオフ問わず幅広いシーンで着けられるデザインに仕上げられている。購入しやすい10万円台の価格も魅力的だ。
■SS(ダイヤシールド加工/39mm径)。日常生活用強化防水(10気圧)。GPSソーラー(Cal. 3X22)。各18万7000円


Ref. SBXD003
18万7000円


Ref.SBXD005
18万7000円


【問い合わせ先】
セイコーウオッチお客様相談室
TEL:0120-061-012
https://www.seikowatches.com/jp-ja


文◎船平卓馬(編集部)

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