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【デニム好きにはたまらない】“児島ジーンズ”の協力で 500本製造。あるようで無かったダメージ加工を施した時計用デニムベルト|OUTLINEニュース no.45

同連載のno.43でアウトラインとセレクトショップ“チックタック”とのコレボレーションモデル“アウトライン・ネイビーダイバー”を紹介させていただいたが、その記事でも触れた“クラシュデニムベルト”についてさらに詳しく紹介したいと思う。

人気国産ジーンズブランド“児島ジーンズ”の協力を得てアウトラインが開発した“クラッシュデニムベルト”

 これは、腕時計関連のアクセサリーとしてアウトラインが独自に開発してきたリベットブレスレットとバンブーブレスレットに続く第3弾である。デニム素材のベルトは数多く販売されているが、素材がデニムというだけで、なんか物足りないと感じていた。そこでデニムパンツで圧倒的な人気のダメージ加工を施したら、よりベルトとしても個性が際立って、主張の強い時計のデザインにもマッチするのではないかという思いから、今回開発に至ったというわけである。

 そして、どうせ作るならば、それなりの良い素材を使い、高級腕時計に付けても恥ずかしくないものを作りたいと考えて、国産人気ジーンズブランド“児島ジーンズ”の全面協力を得て開発したというものだ。

 今回使用したデニムは、良質な国産ジーンズブランドのメッカであり、まさにジーンズ愛好家にとっては聖地のひとつとして知られる「岡山県倉敷市」。なかでも国産ジーンズの発祥の地としても知られており、かねてより繊維の街としても有名な同市の児島地区が生み出した上質な「児島デニム」を使用している。

国産ジーンズの発祥の地としても知られており、かねてより繊維の街としても有名な岡山県倉敷市の児島地区が生み出した上質な「児島デニム」を使用

 ちなみに児島地区は、その技術は世界でも認められており、“GUCCI”“LOUIS VUITTON”“DIOR”など名だたる海外ブランドのジーンズも児島地区から生まれたほどだ。この度、そんな同地区にある人気ジーンズブランドのひとつ“児島ジーンズ”の全面協力を得られたことによって実現したと言っても過言でない。

 ダメージ加工はすべて手作業で行なっている。そのため製造本数は500本とあまり多くはないが、それらはひとつとして同じものはない。この点も手作りならではの大きな味わいのひとつだ。また、使えば使うほどに味わいが増してくるのも本物のデニムの良さである。そのため、色合いも濃すぎず薄すぎず、色落ち加減についても使うほどに味が出るように、程よい濃さに仕上げてもらった。

 なお、ベルト自体の加工は日本の老舗ベルトメーカーのバンビが担当。両サイドのステッチにも一番太い糸を使用し、さらに少し生成りのものを使うことで、ヴィンテージ感を強めた。そして、長く使えるように裏材には撥水加工を施した天然皮革を施すことで補強しているため、様々なスポーツウオッチに付けて楽しめることはもちろん、アップルウォッチの替えバンドとしてもオシャレに決まるはずである。

“クラッシュデニムベルト”を現在クラウドファンディング「ウオッチメーカーズ」で展開中のアウトライン・ネイビーダイバーに装着。通常のブレスレットとはまた雰囲気も違い、ほどよりヴィンテージ感もプラスされてファッション性が際立ってくる感じだ。

 発売は9月末を予定。当ウオッチライフニュースのオンラインSHOPのみの限定販売となる。現在それに先立ってクラウドファンディングサイト「ウオッチメーカーズ」では、人気セレクトショップ“チックタック”と“アウトライン”との初の限定コラボモデル“ネイビーダイバー”の先行予約(9月25日終了)を実施しており、この“クラッシュデニムベルト”の先行販売も同時受け付け中だ。数量限定ながら同ダイバーズモデルとセットで購入するとさらにお買い得になるうえ、単体でも定価の10%OFFとお得に購入することができるため、ぜひそちらものぞいていただけたらうれしい。(クラウドファンディングは終了しました)

Watch LIFE NEWSオンラインSHOPで販売中

【アウトライン・クラッシュデニムベルト】・型番:Ref.YK20224CD
・素材:(表材)国産・児島デニム (裏材)天然皮革
・ サイズ:ラグ幅20mm/長さ:(剣先側)115mm、(尾錠側)75mm/厚さ3mm
※ラグ幅20mmの時計に対応しています。よってアップルウォッチに装着する場合も20mmタイプのアダプターをご使用ください。
・ 希望小売価格:1万3200円(バネ棒付属)
・ 製造本数:500本

菊地 吉正 - KIKUCHI Yoshimasa

時計専門誌「パワーウオッチ」を筆頭に「ロービート」、「タイムギア」などの時計雑誌を次々に生み出す。現在、発行人兼総編集長として刊行数は年間20冊以上にのぼる。また、近年では、業界初の時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers」を開設。さらには、アンティークウオッチのテイストを再現した自身の時計ブランド「OUTLINE(アウトライン)」のクリエイティブディレクターとしてオリジナル時計の企画・監修も手がける。
2019年から毎週日曜の朝「総編・菊地吉正のロレックス通信」をYahooニュースに連載中!

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