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【本日、人気ショップ“チックタック”で先行発売】1400万円以上を達成した人気ダイバーが70年代の軍用スタイルで復活|OUTLINEニュース no.47

アウトラインとチックタックとのコラボモデルとして誕生した新作“アウトライン・ネイビーダイバー”

 

 アウトラインの最新作“アウトライン・ネイビーダイバー”が、本日9月23日(金)から時計の人気セレクトショップとして知られる “チックタック(TiCTAC)”の一部店舗で販売が開始される。

 実はこのアウトライン・ネイビーダイバー、かつて時計専門のクラウドファンディング“ウオッチメーカーズ”において1400万円以上という同ブランドで最高金額を達成したモデルの2ndバージョン。それを “チックタック”との初のコラボレーションモデルとして今回復活させた。

 前作との違いは大きく二つある。ひとつは、回転ベゼルにネイビーを採用している点だ。これは経年変化によってネイビーカラーに退色したかのような雰囲気を再現したというもの。

 過度に退色した色合いとは違い、光線の加減でブラックにも見えたりするなど、やれた感じが強すぎずひと味違う雰囲気が楽しめる退色ベゼル(Faded bezel)として、特に愛好家から珍重されているもののひとつだ。そこで今回はその微妙な色合いに徹底的にこだわり、何度もやり直しをすることで、絶妙な色合いを再現している。


 文字盤の6時側に配置した「M」のマークはチックタックが自社で展開する時計ブランドのロゴマークをネイビーダイバー用にリデザインしたもの。ダブルネームを象徴すると同時に、70年代当時の軍用時計の雰囲気も強調した

 そしてもうひとつは、6時位置に設けられた丸の中に「M」のマークである。これはチックタックが自社で展開する時計ブランド“ムーブメント・イン・モーション”のロゴマークをネイビーダイバー用にリデザインしたものだ。

 1970年代の軍用時計には、夜間の視認性を高めるために夜光素材にトリチウムが使用されており、それを示す丸に「T」のマークが6時位置に表示されていた。今回はそれに倣って当時と同様の書体デザインを採用し、軍用時計としての雰囲気を強めている点も前作との大きな違いだ。

 3連休、お時間があれば一度実機を見に出かけてみてはいかがだろう。

 搭載するムーヴメントはセイコーエプソン製の機械式自動巻きムーヴメント、Cal.YN55A。ドットとバーを組み合わせた往年のスタンダードタイプと、一部に3・6・9を使用したタイプの2種類のデザインがラインナップする。もちろん1950年代のものをアウトラインが復刻したオリジナルのリベットブレスがセットされておりレトロ感がぐっと際立つ魅力的な作りとなっている。

インデックス違いで2種類。一部アラビア数字を使用した369タイプと王道のドットタイプである

【SPEC】
型番:(下)Ref.YK20223-1(ドットタイプ)、(上)Ref.YK20223-2(3・6・9タイプ)/ステンレススチール/ケース径40mm/10気圧防水(日常生活防水)/自動巻き(セイコーエプソン製 Cal.YN55A)/各200本限定/各6万6000円(組み立て:日本)

【取扱店舗】
チックタック札幌ステラプレイス店
チックタック仙台パルコ店
チックタック池袋パルコ店
トルク横浜ルミネ店
チックタック名古屋パルコ店
チックタックグランフロント大阪店
チックタック阿倍野店
チックタックアミュプラザ博多店
チックタックアミュプラザ鹿児島店

文◎川田健人(編集部)

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