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【セイコー、シチズン、オリエントスターから選出】国産時計ブランドの“実用機能”搭載モデル3選【機能とデザインを両立】

 シンプルな3針が本格時計の入門機だとしたら、機能付きモデルは応用編ともいえるモデルだ。見た目の派手さと知名度でいうとクロノグラフが頭に浮かぶかもしれないが、日常生活での実用性という観点で選ぶならば、第2時間帯を表示するGMT、動力となるゼンマイの巻き上げ残量を表示するパワーリザーブインジケーターなどをおすすめしたい。

 クォーツ時計と異なり、機械式時計はゼンマイと歯車で機構を駆動させる。そのメカニカルな設計に思いをはせつつ、実用的な機能としてデイリーユースできるのもGMT、パワーリザーブ搭載モデルの魅力と言えるだろう。文字盤で存在感を主張するパワーリザーブのカウンターやGMT針、都市名が記入されたベゼルなど、デザイン的な要素として付加機能を楽しんでみるのも面白い。


【編集部のおすすめモデル】
CITIZEN COLLECTION(シチズンコレクション)
シチズンコレクションNB3020-16W
 漆の老舗、坂本乙造商店との共同開発による銀箔漆文字盤を採用。紅葉した森林の薄暮をイメージした“鈍緋色(にびひいろ)”の文字盤は、一つひとつ手作業によって仕上げられ、独特な風合いを生み出しているため、ひとつとして同じものは存在しない。ムーヴメントはCal.9184を搭載。パワーリザーブは40時間とややもの足りなさを感じるものの、デイト表示と24時間計、そしてパワーリザーブインジケーターと多機能を備え、工芸的な文字盤とメカニカルな機能のコンビネーションも魅力的だ。

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■SS(デュラテクトプラチナ加工/40.5mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.9184)。13万2000円

【問い合わせ先】
シチズンお客様時計相談室
TEL.0120-78-4807

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