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【昭和&平成の隠れた名作:Vol.4】旧西ドイツ軍の要請で開発された“オーシャン2000”


最大の特徴と言えるのが、トリチウム夜光の採用と示す“3H”のマークとオレンジの分針。戦闘ダイバー用に関しては“3H”がないモデル(Ref. 3501-01、Ref.3509-01、Ref.3529-01の3モデル)が存在するが、それ以外の軍用モデルには“3H”マークが表記されている。


ブレスレット仕様のみが製造された市販モデルとは異なり、軍用のオーシャン2000はブレスレット仕様のほか、このモデルのようにナイロンベルト仕様も製造された。ケースの裏ブタと同じように、ベルト、ブレスレットにもNATO軍のストックナンバーが刻印されている。


裏ブタはケースと同じくチタン製で、気密性を重視したスクリューバック仕様。ドイツ連邦軍を意味する“BUNDE SWEHR”の略である“BUND”の文字とともにNATO軍のストックナンバーが刻印されており、レファレンスごとに厳格に管理されていたことがわかる。

■Ref.3500。TI(42mm径)。2000m防水(当時)。自動巻き。参考商品

1982年から発売された市販用のオーシャン2000、ファーストレファレンス。製造時期で仕様に違いがあり、このモデルは文字盤に“pd”ロゴだけが表記された初期型モデル。後年になると“ IWC”の表記が加えられている。

 

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