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【時計なのに“着用するな”というメッセージが!?】ルイ・エラール最新限定モデル

スイスの機械式技術と伝統を体現するルイ・エラールが、スイスの抽象芸術の歴史的かつ反逆的な人物である“オリヴィエ・モセ”(Olivier Mosset)とコラボレーションした腕時計“Excellence Limited Louis Erard×Olivier Mosset”を発表。世界限定178本を2月中旬より発売する。

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様々なコラボレーションウオッチを提供しているルイ・エラールが2024年の新作第1弾として発表したのは、スイスの抽象芸術の歴史的かつ反逆的な人物“オリヴィエ・モセ”との新たなコラボレーションによる腕時計。ケース、文字盤、針、ベルトなど時計の構成要素をすべてブラックで統一し、ブランドロゴやインデックスまで削ぎ落とした本作は、まさに抽象的なオブジェアートのようなデザインだ。

文字盤には、オリヴィエ・モセの芸術作品において重要な位置を占めるメタリックなエレメントが採用され、唯一ブラックではない部分としてキラキラと光るシルバーグリッター加工を実施。盤上には、すべてが同じ長さと幅、丸い先端を持つ3本の棒状の針のみが配置された。この3本の棒針は、中央が分針、上部が時針、下部が秒針となっており、先端の穴の大小で時刻を読み取る仕組みとなっている。精度や視認性が求められるウオッチメイキングにおいては挑戦的で反逆的な仕様といえるだろう。

デザインのエレメンツを最小限に抑え、フラットな色調を持つオリヴィエ・モセのアーティスティックコードが、表現されたこの時計には、クイックチェンジ式のレザー製ベルトのほか、オリビエ・モセのサイン入りスペアベルトと赤いタグが付属。

タグに記された“WORK OF OUT DO NOT WEAR(これはアート作品です、着用しないように)”というメッセージは、機械式腕時計の意味を熟考しながらデザイン製作に励んだオリビエ・モセの反逆性とユーモア、そして、芸術的なコラボレーションを通じて時計製造の常識や規範を変えるというルイ・エラールの思いが表現されたものだろう。

なお、この作品は世界178本の限定モデルとなり、価格は82万5000円。

 

【問い合わせ先】
大沢商会
TEL.03-3527-2682

 

文◎Watch LIFE NEWS編集部

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