PR:SPINNAKER
ヴィンテージデザインと現代的なスペックを融合させたダイバーズウオッチを展開し、幅広いユーザーから支持を集めている“SPINNAKER(スピニカー)”。
近年はセコンドセコンドなど多彩なコラボモデルを展開して注目を集めているが、同ブランドの本当の魅力は、ベースモデルの完成度の高さにある。今回は、そんなスピニカーのフラッグシップコレクションである、“スペンス300”の新作に注目してみた。

■Ref.SP-5097-BB。SS(40mm径、ラグトゥラグ約48mm、厚さ10.9mm)。300m防水。自動巻き(MIYOTA 9039)。7万4800円
SPINNAKER(スピニカー)
スペンス300(ブルー)
プロ仕様の300m防水と、わずか10.9mmと薄型のフォルムを両立した本格派の機械式ダイバーズウォッチ。完成までには1年以上の歳月が費やされた薄型ケースを採用し、1950〜60年代の“スキンダイバー”を彷彿とさせるレトロな外観と、腕に吸い付くような装着感を実現している。
新作は、ブルー、ブラック、グリーンの3機種がラインナップされており、いずれもムーヴメントはミヨタのCal.9039を搭載。毎時2万8800振動のハイビート機で、日差−10〜+30秒の精度、約42時間パワーリザーブを備える。
【SPEC】
■素材:ステンレススチールケース&ブレスレット(サファイアクリスタル風防)
■サイズ:40mm径(ラグトゥラグ約48mm、厚さ10.9mm)
■防水性:300m防水
■ムーヴメント:自動巻き(MIYOTA 9039/毎時2万8800振動、日差−10〜+30秒、42時間パワーリザーブ)
■価格:7万4800円
【画像12枚】ブラック・グリーン・ブルーの3機種、“スペンス300”のデザインを見比べる
【SPINNAKER(スピニカー)とは】
スポーティなルックスと高度な防水性の組み合わせで支持を集めるダイバーズウオッチ。その名前のとおり、ダイビングをする人のために開発された腕時計ではあるものの、ファッション性と実用性の高さから日常で愛用する人も多い時計界の花形ジャンルのひとつとなっている。

スピニカーは、そんなダイバーズウオッチに特化したコレクションを展開する新鋭だ。2013年にイタリアでデビュー後、19年から日本で本格展開を開始。300m〜550m防水などの十分なスペックを備えた本格派モデルを10万円以下の手の届く価格で展開し、遊び心のある“シティダイバーズウオッチ”として独自の地位を築いている。
【魅力01】装着感良好、10.9mm薄型ケースとブレスレット
筆者が“スペンス300”最大の魅力だと思っているのが、薄型のスタイリングだ。ケースは直径40mmで、ラグの先端までの上下幅が約48mm、そして厚さが10.9mm。一般的な300m防水時計はケースの厚さが13mm前後なところ、本作は2mmほど薄型のフォルムに仕上げられているため、ジャケットやシャツの袖に引っかかりにくい。

往年のスキンダイバーを想起させるデザインで良い意味の無骨さやツール(道具)感を残しつつ、ビジネスシーンでもスマートに着用できる仕立てになっているのだ。
また、手首に吸い付くような装着感も“スペンス300”の魅力だろう。ケースが薄く重心が安定していることに加え、ケースに合わせてブレスレットも非常にスリムに作られており、一般的なダイバーズのブレスレットのようなゴツさがない。コマが小ぶりで可動域が広いため、手首のカーブにピタッと沿うようなホールド感があり、長時間着けていても疲れにくい。
【魅力02】ヴィンテージデザインに注目
スペンス300の魅力はいくつもあるが、まず目を引きつけられるのがスピニカーの大きな特徴のひとつでもあるヴィンテージテイストのデザイン。大きく分けて、以下の三つのポイントに注目したい。
・ノンデイト仕様の文字盤
・ブロードアロー針
・アルミインサートベゼル
まず、ノンデイト仕様の文字盤について。本作では1950〜60年代に流行した、比較的軽量でスリムなスキンダイバーウォッチの雰囲気を現代に蘇らせており、文字盤は当時のモデルに合わせてシンプルなノンデイト仕様となっている。

日付表示を排除したデザインは左右対称なため、バランスが良く、すっきりと見やすいのも美点だろう。デイト表示は便利な機能だが、一度ズレてしまうと調整が面倒に感じることも多い。ノンデイト仕様はシンプルで使いやすいため、個人的にも好印象なポイントだ。
新作は写真のブルーのほか、グリーン、ブラックの3色展開で、いずれも、ヴィンテージ感のある大きな矢印型のブロードアロー針が採用されている。
このブロードアロー針は、オメガの初代シーマスター300(1957年)にも採用されたもので、当時のダイバーズウオッチの象徴的なデザインのひとつとして知られている。ドットをオレンジまたはレッドにマーキングした秒針を含め、この存在感のある針が、ヴィンテージ感と個性を演出するアイコンになっているのだ。
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現代の高級ダイバーズでは傷に強く色褪せないセラミックベゼルが主流だが、あえてアルミリングを採用している点にも、このモデル特有のこだわりと機能的な狙いが見られる。キーワードは“ヴィンテージデザイン”の再現だ。

1950年代のダイバーズウォッチ(スキンダイバー)の黄金期、ベゼルはアルミ製が標準。セラミック特有のハイテクな光沢感ではなく、アルミを採用することで、当時のダイバーズウオッチの“道具感”や“レトロな色気”がより忠実に再現されている。
なお、逆回転防止ベゼルは120クリックの仕様。手頃な価格のダイバーズウオッチはベゼルの作りが甘いことも多いが、本作は逆方向への遊びのない、ハギレのよいクリック感を備えている。この価格に対する作りの良さも、スピニカーならではの魅力だ。
【スピニカー“スペンス300”のバリエーションモデル】
今回、実機レビューしている“スペンス300”の新作は、ブルー文字盤のほかに、グリーン文字盤とブラック文字盤の全3機種がラインナップされている。基本スペックは同じだが、文字盤やベゼルのデザインが異なる。

■Ref.SP-5097-88。SS(40mm径、ラグトゥラグ約48mm、厚さ10.9mm)。300m防水。自動巻き(MIYOTA 9039)。7万4800円
SPINNAKER(スピニカー)
スペンス300(グリーン)
近年、時計界で人気を集めているグリーンを採用したモデル。角度や光の当たり方で表情を変えるサンレイブラッシュのグリーン文字盤に合わせて、逆回転防止ベゼルにもグリーンのアルミリングをインサートしており、トーンを合わせたデザインがトレンド感を際立たせている。インデックスと針に塗布されたスーパールミノバがアクセントを加えており、夜光塗料の淡いベージュとグリーンのコンビネーションも魅力的だ。
一見、個性的な印象だが、アルミベゼルはマットな質感のため、角度や照明の具合によって、落ち着いた雰囲気を醸し出す。程よく個性を備えつつ、スーツに着用しても違和感がないデザインに仕上げられている。

■Ref.SP-5097-11。SS(40mm径、ラグトゥラグ約48mm、厚さ10.9mm)。300m防水。自動巻き(MIYOTA 9039)。7万4800円
SPINNAKER(スピニカー)
スペンス300(ブラック)
ダイバーズウオッチの王道スタイルと言える、ブラック文字盤を採用したモデル。サンレイブラッシュ仕上げを採用したブルーやグリーンとは異なり、ブラック文字盤はマットな仕上げを採用。逆回転防止ベゼルもブラックのトーンでまとめているため、デザインバランスがとても良い。
デザイン的な魅力に加え、視認性の高さも魅力。スーパールミノバ夜光を塗布したドットインデックスやブロードアロー針が驚くほど鮮明に際立つため、あらゆる環境で高度な視認性を確保してくれる。
カジュアルなデニムスタイルから、少しカッチリしたビジネスシーンまで、自然に溶け込む飽きのこないデザインは、即戦力として活躍してくれるはずだ。
【魅力03】日本製の高性能ムーヴメントと高品質な素材使い
ムーヴメントは、シチズン傘下のムーヴメントメーカー、MIYOTAのプレミアム機、Ca.9039を搭載。本機は競合となるスイス製の標準機よりも0.7mm前後薄い設計が特徴で、この厚みの差がスペンス300の“300m防水ながら厚さ10.9mm”という、薄型デザインを可能にしている。

裏ブタは機密性を考慮したスクリューバック仕様で、ケースの内部には自動巻きのMIYOTA 9039を搭載。
毎時2万8800振動のハイビート機のため衝撃や姿勢差の影響を受けにくく、日差−10〜+30秒の精度、最大42時間パワーリザーブを備えているのもポイントだ。これは、ETA2824-2など、スイスの汎用ムーヴメントと比較しても遜色がないスペックであり、10万円以下の価格帯の時計としては非常に安定した精度と言えるだろう。

また、文字盤や風防に使用する素材のセレクトも、作り手のこだわりを感じさせるポイントだ。耐傷性に優れるサファイアクリスタル風防に加えて、インデックスや針、逆回転防止ベゼルの目盛り(トップと5分刻み)に高品質なスイス製のスーパールミノバを採用。塗料を複数回塗布して塗り重ねる丁寧な仕立てにより、暗所での実用性(発光)と、日中の立体的な造形美を両立している。
こんもりと厚みを備えた夜光インデックスは、光の当たり方で陰影を生み、シンプルながら、奥行きを感じさせる。アンティークウオッチを想起させる立体的な質感も魅力的だ。
【画像12枚】インデックスが緑色に発光、“スペンス300”を別アングルから見る
【総評】スピニカー“スペンス300”の魅力とは
簡潔にまとめるならば、“スペンス300”は、“薄い・軽い・疲れない”の三拍子揃った本格的ダイバーズウオッチだ。新作としてリリースされた3モデルともに価格は7万4800円。実際の価格に対する満足度の高さも、大きな魅力となっている。

時計の製造コストが上昇しているなかで、一般的に、同スペックのダイバーズウオッチは10万円越えが確実だ。“300m防水・10.9mmの薄型デザイン・ミヨタの9000番台を搭載”と、三つの魅力を兼ね備えているのは、この価格帯では他を圧倒する大きなアドバンテージを実現している。
忖度なしで本音で語るが、10万円以下の価格帯でダイバーズウオッチを探しているユーザーにとって、最優先でチェックしておきたいモデルと言えるだろう。
また、実際に時計を装着してみて、特に印象的だったのが腕乗りの良さだ。ヘッドの重さに引っ張られて時計がズレるような感覚が無く、ダイバーズウオッチにありがちな長時間の装着による疲労やストレスをほとんど感じなかった。

タウンユースしやすいスマートなデザインも魅力だ。厚さ10.9mmという薄さのおかげで、シャツの袖口にスッと収まり、海での本格使用に耐えうるスペックを持ちながら、ビジネススーツやタイトなファッションにも完璧に馴染んでくれる。
もちろん、ダイバーズウオッチは傷さえも“味”になるデザインが魅力なので、アクティブな趣味にも気兼ねなく連れ出せる。汚れがついたら水道でバシャバシャ洗えるので、キャンプや洗車などアクティブな休日の相棒としても最適だ。
実質的な作り込みとスペックを優先するユーザーにとって、これ以上ない選択肢となってくれることだろう。
【問い合わせ先】
ウエニ貿易
TEL.03-5815-3277
スピニカー公式サイト
https://www.spinnaker-watches.jp/feature/spence-300-n
構成・文◎船平卓馬(Watch LIFE NEWS編集部)
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