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1951年の創業以来、“輝ける星”を目指して真摯な機械式時計づくりを続けてきた“オリエントスター(Orient Star)”。2026年に記念すべきブランド誕生75周年を迎えた同社から、これまでの歴史を総括する集大成的フラッグシップと、未来のスタンダードを提示する新機軸という、対照的な魅力をもつ2つの記念碑的タイムピースが発表された。
ひとつは、四半世紀以上にわたり進化を重ねてきたスケルトン技術の最高峰“オリエントスタースケルトン”。そしてもうひとつは、ブランドの象徴的ディテールをあえて削ぎ落としてミニマリズムを追求した新デザインプロジェクト“Sakigake(先駆け)スリーハンド”だ。
75年の歩みで培われたマニュファクチュールとしての匠の技と、次の時代へ向けた先進的な美意識が融合した、この注目の2大新作の全貌を紐解く。
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75年の歩みが生んだ最高峰フラッグシップ
“オリエントスタースケルトン”

■Ref.RK-BR0001N。SS(40mm径、9.5mm厚)。日常生活防水。手巻き(Cal.F9B82)。公式オンラインストア・プレステージショップ限定130本(うち国内75本)。110万円(2026年12月発売予定)
オリエントスターにおけるスケルトンウオッチの歴史は、1991年に発表された名作“モンビジュ”から始まった。それから35年もの歳月をかけて機構と審美性を磨き上げ、75周年の節目にその最高到達点として送り出されたのが、本作オリエントスタースケルトン(Ref.RK-BR0001N)である。
“時空間”を表現した新開発手巻きムーヴメント“Cal.F9B82”
心臓部に搭載されるのは、完全新規開発の手巻きスケルトンキャリバーF9B82。“時空間”をテーマに、日本の美意識を宿しながら広大な宇宙の広がりを表現した精緻な肉抜き加工と、美しい面取り・装飾が隅々まで施されている。
審美性だけでなく実用スペックもブランド史上最高水準に到達しており、オリエントスター最長となる約72時間のロングパワーリザーブを達成。さらに、日差+10秒〜−4秒というブランド最高精度を実現した。部品製造から組み立てまでを自社で一貫して行う、真のマニュファクチュールだからこそ成し得た技術の結晶だ。
9.5mm厚の薄型ケースと日本伝統“茶利八方”レザーストラップ
ケース径40mmに対し、厚みは9.5mmという極めてスリムなプロポーションを実現。風防には両球面サファイアクリスタルガラスを組み合わせることで、歪みのないクリアな視界を確保し、文字盤からムーヴメントの細部に至るまで美しい機械構造を心ゆくまで堪能できる。
さらにストラップには、日本の伝統皮革である“茶利八方(ちゃりはっぽう)”と呼ばれる上質な山羊(ゴート)革を採用した。独特のきめ細やかなシボ感をもち、軽量でありながら優れた耐久性と極上のしなやかさを誇る。日本の伝統工芸の粋が、世界最高峰のスケルトン美を見事に引き立てている。
“先駆け”の一手!次代を見据えた新機軸
“Sakigake(先駆け)スリーハンド”
伝統の極致を示したスケルトンに対し、オリエントスターの未来像を大胆に提示するのが、新デザインプロジェクト“Sakigake(先駆け)”の第1弾モデル“Sakigake スリーハンド”だ。
パワーリザーブをあえて削ぎ落としたミニマリズムと和弓の造形
コンセプトに掲げられたのは“しなやかに強く”。本作最大の驚きは、オリエントスターの代名詞とも言える文字盤上のパワーリザーブ表示をあえて削ぎ落とした点にある。無駄を極限まで排したミニマルな3針(スリーハンド)ダイアルを採用することで、現代的で研ぎ澄まされた表情を獲得した。
外装フォルムは、日本の伝統武道で用いられる“和弓”のしなやかな曲線美から着想を得ている。ケースからブレスレットへと流れるように繋がる一体型のデザインを採用し、ラグに深く刻まれた溝がブレスレット左右のラインへと連続する独創的な造形美を構築。手首にしっとりと寄り添う快適な装着感を生み出している。
新型自動巻き“Cal.F7542”搭載と多彩なカラー展開
ムーヴメントには、新型の自社製自動巻きキャリバーF7542を搭載。日差+15秒〜−5秒の安定した高精度と、50時間以上の駆動時間を確保し、10気圧防水とともに現代のビジネス&デイリーユースに申し分ない堅牢な実用性を備える。
カラーバリエーションは、レギュラーモデルとして端正な“シルバー”、爽やかでモダンな“ライトブルー”、華やかな気品を放つ“ゴールド”の3色を展開。さらに、75周年記念限定色として温かみのある“カッパー(銅色)”がラインナップされる。限定のカッパーダイアルのみ、インデックス中央にブラックのラインをプリントすることで、メリハリの利いた力強いコントラストを強調している。
75周年のアニバーサリーを飾る“オリエントスタースケルトン”と“Sakigake スリーハンド”。一方は75年間で培われたマニュファクチュールの極致を、もう一方はこれまでの既成概念を打ち破る次世代のスタンダードを体現している。
伝統に安住することなく、常に“輝ける星”であり続けるために進化を止めないオリエントスター。その確固たる技術力と飽くなき挑戦心を、ぜひその腕元で確かめてほしい。
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【問い合わせ先】
オリエントお客様相談室
TEL.042-847-3380
ブランド公式サイト
https://orient-watch.com/ja/orientstar/
文◎堀内大輔(編集部)/写真◎水橋崇行

