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【新作時計ニュース】モデル名はずばり“34mm”。クロノブンキョウトウキョウの新作に注目

 独立時計師アカデミー(AHCI)会員である浅岡肇氏のセカンドラインブランド“KURONO BUNKYŌ TOKYO(クロノブンキョウトウキョウ)から、アールデコのディテール、そして小振りなサイズを実現した新作、その名もずばり“34mm”が発表された。

■(左)ホワイト/ブルー。Ref.CS034D (右)オーカー/ホワイト。Ref.CS034A。ともにSS(34mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.MIYOTA 90S5)。各15万円

 ヴィンテージウオッチの愛好家でもある同氏だが、同時にこれを日常使いすることはあまり現実的とは言えないと考えていた。そこで自身が気に入るもので、日常使いできる防水性と堅牢性をもつアンティークテイストの試作品4本を製作。氏がその時計を着用していると、時計好きの友人たちから多くの共感を得たため、製品化されたという本作。氏がとりわけこだわったポイントは、上質なカジュアルファッションに合わせることを想定したカラーリング、KURONOの特徴であるアールデコのディテール、そして紳士用および男女兼用の腕時計としてクラシカルなサイズで表現。オーカー/ホワイト、ブルー/アイボリー、ホワイト/レッド、ホワイト/ブルーの全4色で各80本限定で、2022年7月21日(木)午後11時より発売(※KURONO公式ホームページ上のみで販売。購入の際には、事前にKURONO公式ホームページにてアカウント登録が必要)。

 

 40mm径が主流となっている現行モデルに慣れている人のなかには、 34mm径というサイズに抵抗がある人も少なくないだろう。しかし、小振りな時計ならではの快適な装着感は、ぜひ一度体感してみてほしい。また本作では目を引くカラーリングが採用されているため、時計としての存在感もしっかりとある。外装の作り込みのこだわっているため、上品かつ高級感ある雰囲気だ。なお男女兼用としてシェアできるというのもうれしいポイントだ。

 また7月18日(月)からは東京・渋谷にてブランド初となる実機展示も行われるため、気になる人は足を運んでみてはいかがだろうか。

KURONO BUNKYŌ TOKYO「34mm」展示
[場所]RAYARD MIYASHITA PARK TOKYO 北2F エスカレーター横
[住所]東京都渋谷区神宮前6丁目20-10
[期間]7月18日(月)〜7月24日(日)
[時間]11:00 〜 21:00
[入場料] 無料
[URL] https://www.miyashita-park.tokyo/
※展示会場での販売はありません。写真撮影可

 

【問い合わせ先】KURONO BUNKYO TOKYO
https://kuronotokyo.com/

 

文◎堀内大輔(編集部)

 

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