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【新作時計ニュース】振り子式自動巻きハマテックにクリーム文字盤の新色が登場

 モリッツ・グロスマンが創立14周年を記念して、美しい仕上げと複雑機構を併せ持つハマティック・ヴィンテージ クリームを発表した。

 19世紀の伝説的時計師の名を冠したこのブランドは、時計師のクリスティーネ・フッター氏によって2008年にドイツのグラスヒュッテで創業。小規模ゆえに製造本数は限られているが、グラスヒュッテの伝統的技法に則ったタイムピース製造で評価を得ている。
 今回のハマティック・ヴィンテージ クリームは、グロスマン自身が製造を手がけていた19世紀当時の懐中時計を思わせるクリームカラー文字盤に、ムーヴメントの装飾ともリンクしたバイオレットのインデックスやロゴをあしらったデザインが印象的だ。

■Ref.MG-003404。K18WG(41mm径/11.35mm厚)。日常生活防水。自動巻き(Cal.106.0)。世界限定25本。737万円

 ムーヴメントは古典的な振り子式自動巻きキャリバー106.0を採用している。腕の動きに合わせハンマーフレームが揺れ、効率的にゼンマイを巻き上げる機構で、常に嚙み合う二つのラチェットホイールを採用することで、左右両方向へ瞬時に切り替え可能な巻き上げ機構を実現している。中央が大きく開いたハンマーフレームを用いることで、ムーヴメントを覆い隠すことなく独創的な動きをケースバックから視認できる。このキャリバーにセッティングされた平型ネジは、文字盤の色調に調和するカラーへ焼き戻されており、クオリティの高さを示すホールマークとなっている。


 才能ある時計職人であったモリッツ・グロスマンはグラスヒュッテにおける時計産業の発展に大きく貢献し、150年以上経ったいまでも高く評価されている。この偉大な時計職人の名と信念を受け継いだマニュファクチュールとして、今回のアニバーサリーモデルも丁寧に手作業で仕上げられている。

 

【問い合わせ先】
モリッツ・グロスマン・ジャパン
TEL.03-5615-8185
公式サイト:https://ja.grossmann-uhren.com

 

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