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【いまの時代ならでは!】スウォッチ×オーデマ ピゲ“Royal Pop”と再再再ブーム中の“たまごっち”の共通点|性別の垣根を超える腕時計 No.053

●両者のヒットに共通する現代の“モノ消費”

たまごっちとRoyal Pop。両者のヒットで見えてくるのは、現代のモノ消費は“スペックや利便性”以上に“情緒的なつながりや記号性”が重視される傾向が強まっているという事実だ。現代人はただ役に立つから買うのではなく、そのプロダクトがもつストーリーや身に纏ったときの高揚感に価値を抱いている。

しかし、それらを一過性のブームで終わらせないためには、デザインの目新しさだけでなく、人々の心に住み着くような“IPとしての生命力”が必要不可欠となる。日本の玩具が30年かけて証明した持続可能なIP化に対して、スイスの伝統とポップアートを融合させたRoyal Popが、今後どのような歩みで一過性の消費を歴史へと変えていくのか。現代人のモノ消費の行方を注視していきたい。

 

文◎市村 信太郎

音楽・教育業界を経て編集者に。時計、メイク、ファッションほかレディース・メンズの垣根を超えたジェンダーレスなスタイルを体現し、その魅力を伝えるべく奮闘中。Yahoo!ニュース連載「性別の垣根を超える腕時計」(毎週日曜)。インタビュー取材記事『Time Files』(不定期日曜)。

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